第52回のグラミー賞は、ガールズ・パワー炸裂の年となりました。
09年にはヒットチャートに5曲もナンバーワンを送り込んだ、まさに「怪物」レディ・ガガ、そしてMTVミュージック・アウォードの受賞スピーチでカニエ・ウェストの乱入されたテイラー・スウィフト、そして結婚したのにシングル・レディー1曲で米国を熱狂させたビヨンセが、レコード・オブ・ザ・イヤー、シングル・オブ・ザ・イヤーなど、数々の主要部門でガチンコ対決となったのですよ。
意外にも、レコード・オブ・ザ・イヤーはキング・オブ・レオンのUse somebodyが受賞しちゃいましたけど。ビヨンセは今回、最多の10部門にノミネートされ、シングル・オブ・ザ・イヤー、女性ポップ・ボーカル・パフォーマンスなど6部門を獲得。そしてはグラミーの最高峰の賞であるアルバム・オブ・ザ・イヤーには、8部門のノミネートを受けたテイラーが受賞し、女性シンガーの活躍を如実に表すかたちで幕を閉じました。
↓今年のハイライトを飾る面々。圧倒的に女性パワー全開の年でした。
今年のパフォーマンスは、今年のヒットシングルにクラシックをフィーチャリングするスタイルが目立ちましたよね~。ビヨンセはIf I were a boyにアラニス・モリセットのYou outta knowをミックスさせたり、レディ・ガガは自身のモンスター・ヒットPokerfaceの後にサー・エルトン・ジョンとピアノ・デュエットでエルトンの名曲Your songをカバー。
↓ビヨンセは床を這いずりまわったり、圧巻のパフォーマンス。さすがの芸人根性!?です
そしてテイラー・スウィフトも、彼女の憧れのカントリー・シンガーであるスティービー・ニックスと彼女たちのヒット曲合わせて3曲パフォームしてくれました。最近は80sを中心としたカバーやサンプリングが目立つなか、レディ・ガガをはじめとしたオリジナリティあふれる楽曲を世に送り出してくれる彼女たち、貴重な人材でございます。まぁ、強いて言うならガガが受賞を逃したことが残念でしたけどね・・。
レディ・ガガには、Video phoneに続くビヨンセとのデュエット曲Telephoneで、雪辱を果たしてほしいところです。
↓化粧の濃さと奇抜さなら、圧倒的にガガの勝ち!!
余談ながら、ゴシップ・サイトで話題になったのが、パフォーマンス時のビヨンセの衣装。何と!一時期は旦那様Jay-Zの浮気相手と噂されたリアーナが着ていたドレスとカブってたんですよ!!!ビヨンセのスタイリスト、クビが飛ばなきゃいいですけどね・・・。
↓噂のドレス。ほぼ完璧にカブってますよね・・。やっちゃいました!
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