FHビストロでみる、30代前半男子の草食度

by • May 15, 2010 • NightlifeComments (0)1174

週末は13丁目は3aveにあるレストラン+ラウンジのFH Bistroへ出かけました。米大手金融機関で働く債券トレーダーの方を含め、牡牛座バースデー・パーティーを開催していたんです。ビジネスでお世話になっていることもあり、気温5℃のなか、ロング・ブーツで参加してきました~。

午前12時過ぎに到着すると、事前にFacebookで「Got overwhelming response, so you should come early to avoind entry issues」なんてあった通り1階のバーはまだしも、2階は貸切だというのに結構な混雑ぶり。でも、まだ時間が早いせいもあって、DJがTrey SongzのSay Ahhh をスピンしても、そんなに盛り上がってはいませんでしたね。コネティカット州やカリフォルニア州の午前2時と違って、午前4時が閉店なだけに、最近のNYってつくづくONな時間が後ろ倒しされてます。

↓Trey Songzのパーティー・チューン。フロアのヘビーローテーション。

My Big Apple

2階のダンスフロアが地下鉄並みに混雑してる割に、誰もリズムに乗っていないので1階へ戻ります。そこでバースデーボーイの債券トレーダーを発見。今年で32歳になるという彼は、そのハジけっぷりから、30代には見えません!

彼はいわゆる肉食系といいますか、勇猛果敢な人でして。彼とは、実はとあるBARで初めてお会いしたんですね。そのとき私、電話番号はおろか会社名も連絡先もお伝えしなかったんですよ。でも何と週明け、私のファーストネームを頼りにBBG me、つまり金融情報端末であるブルームバーグのチャットを通じ、連絡してきたんですよ!週明けの月曜に彼からメッセージを受け取ったときは、度肝を抜かれました。こんな体験、長い記者生活で初めてです・・・。彼いわく「There was only one ●●(私の名前) in NY」だったんで、私を検索するのは簡単だったようですが。

↓BBG、右のモニターの左上にあるスクエアボックスがチャット画面。

My Big Apple

債券トレーダーの彼と再会を祝した後、再びカウンターに戻って日本人の友人とグラスを傾けておりました。店内は大抵女性が多いクラブと違って、ビジネス・スクール卒業生が集まったパーティーとあって、男性が多かったんです。でも、私たちはおろか、女性陣と談笑している男性がかなり少ない。NYでも、女性にアプローチするガッツのない草食系が増殖したことを表しているようです・・。

しばらくして、先ほどの債券トレーダーが戻ってきて、彼の友人を紹介してくれたんですよ、すると、不思議なことに今までアクションを起こしていなかったBARカウンターでたむろう男性数名が集ってきたんですよね。

この変わり身をみて、ドイツ人女性のこんな言葉を思い出しました。

「It was women who hunt in Germany.」

ドイツで、狩をするのは女性である

↓狩をするのは、ギリシャ12神の一人アルテミスだけかと・・。

My Big Apple

ドイツでも青年の草食化が著しく進んでいるようでして、女性が声を掛ける側になっているそうなんですよ。

翻って、NYでもMBA保有の若手金融マン。誰かからの援護射撃なしでは、女性に突撃できなかったようです。あれれ・・・。

ちなみに、バースデー・ボーイだった債券トレーダーの男性は、彼らとは正反対でフロアを蝶のようにひらひらと舞い、女性という花を次々と渡り歩いておりました。ついでに蜂のようにハートを刺しちゃったかは、神のみぞ知る・・・。

↓モハメド・アリ。元祖「Fly like a butterfly, sting like a bee」ですな。
My Big Apple

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