NY金融記者協会へ潜入!!

by • August 26, 2010 • NY TipsComments (0)1159

弊社の新たなプロジェクトを通じ、欧州系金融情報大手の債券ライターの教えを乞うことになった今日この頃。アメリカ人女性ライターの懇切丁寧な指導のもと、債券デイリーマーケットを仮配信しております。

デイリーなだけに、毎日あれやこれやとアメリカ人ライターの方にいろいろ質問してばかりなのですが、この方とってもレスポンスが早くて面倒見がよくって。足を向けては眠れません。いつも明るくて朗らかでジョークが好きなところは、陽気なアメリカ人の典型とも言えます。

そんな女性なだけに、こんなメールが届いてもむべなるかな・・・。「NY Financial Writers Association Aug. Drinks/Networking Night is tomorrow」。調べてみたところ、このNY金融記者協会、世界恐慌の終焉が近づきつつも戦争の暗い影が立ち込めつつあった、1938年に産声をあげました。それから70年もの長きにわたり、記者同士での情報交換と交流を目的に発展してきたそうです。勉強会で相互のレベルアップを図るほか奨学金システムを用意するなど、教育活動も熱心なんですよ~。

↓過去にはシャピロSEC委員長もスピーチで登場。

My Big Apple

ちょっと敷居の高さを感じつつ、交流会の夕べ、もとい飲み会に潜入することを決意します。月曜だったから、本当はパスしたかったんですけど、普段から暖かく指導してくれるアメリカ人女性ライターに敬意を表さないと、義人情を美徳とする日本人スピリッツがすたる、と奮い立ったわけです。

数多くのレストランが軒を連ねる46丁目を9aveに向かって歩きます。みたことがあるなぁ~、と思ったら、右手にSushi Of Gari を発見して納得。数年前に日本人のお友達と、ジュリアード大学でソロ・リサイタルを満喫した後に訪れたことがあります。でも、今回向かう先は、Deacon Brodie’s 。9ave近くに立つお店は、小さな階段で周囲の雰囲気と一線を画す、ブリティッシュ・パブでした。

↓46丁目のウェストサイドは、所狭しとレストランが並びます。

My Big Apple

あいにく小雨模様+気温低下というWパンチに見舞われ、パブ内には15人弱の方々がいらっしゃったばかりでしょうか。それでも、私を指導してくれるアメリカ人女性のはちきれんばかりの笑顔は、ここでも光ります!!私に会うなりハグでご挨拶。周囲の皆さんにもどんどんご紹介してくださって、年配の方が多く尻込みしかねない私を輪のなかに引き入れてくれました。彼女からは熱~い勧誘を受けましたけど、昨今のリストラという迫り来る恐怖に加え、年会費(確か50ドルと割安ですけど)もあって、若手の間では気軽にメンバーになる人が少ないのかもですね。

そんななかで、やっぱり数多く聞かれる質問は「日本って介入しないの?」、「米国は日本みたいにデフレに落ち込むと思う?」というこの2点に集約されてましたね。ライター歴ウン10年以上の皆さまを向こうに、自分の認識を説明するのは、ちょっとハズカシかったです・・・。一応、①資金不足、②ドル安地合いでのドル買い介入は売るタマを与えてしまう、③民主党総裁選--を挙げると納得はしていらっしゃるようでしたが、実際どこまで話を聞いていらしたかは藪のなか。

↓ほどよい人数で、皆さまと団らんできました~。

My Big Apple

そんなときに、私と世代が近い女性を発見!ニューズコープのビジネス・ニュースを担当するため、NYに来てまだ3週間という女性は、さすが巨大メディアで群雄割拠のなか勤務するだけにパワフル!私、相手に有無を言わさず畳み掛けるトークは、さすがお手のものです!とはいえ、こうした方のおかげでワタクシ、日本と正反対で和みキャラに変身できて、ゆったりその場をくつろぐことができるのです!彼女のおかげで、グッと皆さまとお話しやすくなりました~。

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