タリバーンのごとく?衝撃アフガニスタン体験

by • January 6, 2011 • Restaurant ReviewsComments (0)1216

12月末までの休暇を利用し、この日はN新聞の米国社長の方とランチへお出かけです。ミッドタウンの主であるT様のおススメでお願いしますとお伝えしたところ、まもなく頂戴したお誘いは、なんと!!

アフガン料理!!!

異国情緒あふれる神戸に生まれ育ち、インターナショナルな都市である東京で5年間過ごし、かつ世界のメトロポリスNYに滞在6年目である私ですが、アフガニスタンの味は未だ未体験でございます。アフガニスタンといえばお恥ずかしながらタリバーンと、カルザイ師と、映画「ランボー、怒りのアフガン」しか思い浮かばない・・・。アフガニスタンについては貧相なイメージしかなかったわけですが、今回のレストラン訪問でアフガニスタンへの造詣とともに食べ物も詰め込んでしまう幸運に恵まれることとなりました。

向かった先は9aveは52丁目と53丁目の間にあるAriana 。ボーっと歩いていると見過ごしそうな小さなお店なんです。扉を開くと午後12時を過ぎたばかりとあって店内は男性のお客様が一人、そして奥に眉間にしわを寄せて腕を組んだ男性がたたずんでおりました。鋭いタカのような目がはまる厳しい面持ちながら、コーヒーにミルクを足したような甘さの残る風貌のこの男性、T様いわくアフガニスタン出身のオーナーで、かつミュージシャンでもあるとか。

ランチの後にいただいた画像 をみると、立派なアーティストに見えるから不思議!!!でも、やっぱりっ眉間には深い皺がクッキリ刻まれてました・・。

私たちが今回いただいたランチは、Kabuli Palow Special。アフガン風しっとりチャーハンと言えば、分かりやすいでしょうか。しんなり味付けられたご飯にニンジン、レーズン、ナツメグみたいな食材の中から、たっぷりボリューミーなお肉がコンニチハするんです。アフガン料理と言われると、コッテリまったりオイリーなイメージが浮かんだんですが、アフガニスタンの方々の風貌とおなじようにまろみがかってはいるものの、白人的なあっさり風味を残した感じなんです。

↓お肉はどこ?と思われるでしょうが、中から出てくること出てくること。

My Big Apple

食後にT様はコーヒーをチョイス。コーヒーは中東らしい小さなカップで登場し、オリエンタル色が満開です!私はTea with cardamonをいただきました~。コーヒーとは打って変わって、キャラメルな色のお茶。猫舌な私はいつもの通りミルクをお願いしたところ、オーナーの方は「Try without milk first」とあの仏頂面で一言釘を刺します。確かに柔らかな香りが鼻腔をくすぐり、その色とは正反対なリッチな味わいが広がったんですけど、私にはやっぱりミルクが必要で・・。ごめんなさい、オーナーさん!!

↓いかにも濃ゆそ~なコーヒー。カップがいとかわいらしい。

My Big Apple

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