雇用最前線、マンハッタン以外で増加もMTAは追いつかず

by • March 9, 2011 • NY TipsComments (0)1133

ある日の週末。鍼灸治療院がある57丁目は7aveからN線に乗り込み、友達が最近オープンしたヘアサロンへ陣中見舞いに出掛けるため34丁目でF線に乗り換えたんです。週末の割りに、さして待たずに来た電車に意気揚々とト乗り込もうとしたところで、一緒にいた友人から「That’s not F, it is C!」と注意され、事なきを得ました。ホント、週末のMTAって鮭若芽もといわけわかめ・・・。全然意味が分からないです、このサービスの変更基準。だってC線が走るブルーの路線は34丁目と6aveではなく、からさらに先の8ave沿いを走るんですよ?まったく・・・。

挙句の果てにF線で2avve駅で下車しようとのん気に座っていたところ、ハタと気づいたら電車はなぜかマンハッタンの最西端を走るブルーラインに路線が変わって、Spring駅に止まる有様!横にいた友人をはじめ、他の乗客もようやく路線変更に気がついたようで、わさわさと降りていきます。もぉ・・・・。週末のMTAは、ホントに最悪。サービスが改善されることなく、雪だるま式に増える赤字に比例して値上げばっかりするの、ホントにやめてほしいです。日本じゃ考えられないですよね・・・。6年生活していても、MTAをはじめとしたサービスの質の低レベルさには、いつもウンザリです。

↓怒りの丈をぶつけたパロディ、製作者の気持ちが身に染みます。

My Big Apple

でもマンハッタン以外に通勤する方々にとっては、毎日がこのストレスの連続なのかもしれません。NY地元フリーペーパーamNYによると、マンハッタン以外の地下鉄運行状況は、劣悪限りないんですね。センター・フォー・アン・アーバン・フューチャーの2008年の調査ではブロンクス、クィーンズ、スタッテン・アイランドの3区域の60%の住民が適切なMTAのサービスを受けていないとの結果が出ていました。

反対に雇用の増加状況を踏まえると、2000-09年において最も雇用が増加した区域はブルックリンの3万5010人。2位にブロンクスの1万6577人、3位にクィーンズの1万1584人、4位にスタッテン・アイランドの4045人が続きます。反対にマンハッタンはリーマン・ショックの時期を挟んだためか、10万9029人の減少だったんです。NY市内を総合すると、マンハッタンが押し下げ4万133人の減少となりました。

↓マンハッタンの減少っぷりが目立ちますね~(見えづらくてごめんなさい!)

My Big Apple

確かにブルックリンやクィーンズをはじめ、「Service change」の通知をよく見かけます。私もいつまでマンハッタンに居住できるか分かりませんから、他人事ではなく。善処願いたいところですが、数億ドル単位の赤字を抱えNY州郊外のロングアイランドでの48路線を27線も削減する案が出ているそうですから、サービス改善を期待すること事態が無理なんですかね。

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