灼熱のNYの救世主、ジェラトミア

by • June 2, 2011 • Restaurant ReviewsComments (0)970

28丁目と3aveにあるベトナム料理Lannanを出てすぐのこと。降り注ぐ太陽でクラクラした矢先に、ハイチ系アメリカ人のお友達が大きなスプーンが描かれた小さなお店を発見し、私の手を引っ張ったのです。何事かと思ったら、「Gelatomia 」と書かれた看板に反応したんですな。こちら、最近開店したばかりのジェラートのお店でございました。

↓大きな黒いスプーンを見かけたら、無視しないで下さい。
My Big Apple

ウナギの寝床のような小さな小さなお店ですが、取り揃えるジェラートの数は豊富ですよぉ~。オレオ、リース、ビスケットなどアメリカ人のお馴染みのおフレーバーだけでなく、ピスタチオ、ダークチョコレート+ジョニー・ウォーカー、モヒート、そして無花果+テキーラなど、大人の味も取りそろえてあります!!

こちらのお店のステキなところは、それだけではありません。店員さんにお願いすれば、各種の味を試食できること!!コレクションの中から、お気に入りの逸品を実際の舌で選ぶことができるなんて、なかなかできませんよね~。

↓色鮮やかで、フレーバーのイメージも実物でアピールしていて説得力あり。

My Big Apple

私が選んだのは、一番最後の品。舌に絡みつくクリーミーなジェラートに、生の無花果の粒が香ばしく、テキーラがほのかに味蕾を刺激するのです~。友人が選んだのは、若草色が目に新鮮なピスタチオ。カリッとかみごたえ十分なピスタチオに天やかな波が口の中でとろけていくのは、至極の感覚ですぞ。

灼熱のNYにいることを忘れさせてくれる、極上の逸品です。ミニカップで約5ドルと比較的お高いものの、軽くハーゲンダッツのミニサイズ以上はあるので、食べ応えも全くもって問題ありません。

ジェラートだけではありません。陳列棚の横に鎮座するパンの耳のようお菓子もお忘れなく。無料のこちら、しっとりとした触感がジェラートと融合すると、ワインと空気のマリアージュのごとき反応を起こし口にする者を魅了いたしますですぞ。マンハッタンで熱波に襲われたときには、ぜひ27丁目と28丁目、3aveの間にあるこちらのお店を、お忘れなく。普段は甘いものに免疫のない方でも、トリコになること限りなしです!!

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