週末はビーチでまったりと思ったらミルキー・・

by • July 12, 2011 • Out & AboutComments (0)954

今年初のビーチです。サーファーに愛されるほどの白波と、太陽の存分に受けてきらめくマリンブルーが美しい、NYでも随一のビーチ、ロング・ビーチを目指します。我が家から8駅目の61st-Woodsideの駅から、通称ラー、Long Island Rail Road(LIRR)に乗り換えです。
フレンチ系アメリカ人と窓口でチケットを購入するため、ロングアイランド・ビーチまでのチケットをお願いしますと伝えると、係員の女性は「一人21ドルです」と答えたのです。事前にLIRRのwebサイトでは往復12ドルだったので、フレンチ系は驚いて訳を問いただしたのは言うまでもなく。私が予め伝えていなかったが悪かったんですけど・・。

ロング・アイランド・ビーチにはボードウォークがありまして、そこまで行くなら無料なんです。しかしビーチへ入るには、入場料が必要なんですよ。ビーチで入場料を購入する場合は12ドルですが、一応LIRRのチケットと合わせて入手する場合は9ドルにディスカウントされます。ただそんな背景を知らなかったフレンチ系は、納得できないようで「それじゃビーチに行くのにもお金かかるんじゃないの?」なんて皮肉ってしました・・。

そんな光景を見ていた地元系の白人女性いわく、7年前からの開始した制度だそうな。というわけで、膨大な財政赤字に苛まれた苦肉の策ではなかったということです。

↓往復12ドルというのは、日本で葉山に行くよりは安いんでしょうか。

My Big Apple

ロングアイランドの地元民は税金を支払っているせいか、無料だとか。最近はNY、いろんなところで税金を徴収しようとする意欲が現れております。NY州としては、釣りにライセンス制度を開始しておりまして、通常の場合年度ベースで47ドルです。NY州の州民ではない場合、年間70ドルから、1日15ドルまで州に税金を納める義務が発生するのですよ。

釣り好きのフレンチ系、こうした背景もありまして、NY is def milking us!と苦虫をかみつぶしておりました。ミルクという言葉のニュアンス通り、お金を絞り取ることを言います。ここ数年タバコ税率の引き上げやMTAの値上げにいたるまで、様々な場面で税金として絞り取られることが多いせいか、よく聞くんですよね。NYにいらっしゃる皆さん、どうかこの表現を控えておいて下さいね。

↓確かにあまりの税金の多さに、手動ではなく機械的にガッツリ生搾りされてる感も。

My Big Apple

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