Looking For A Girlfriend? Come To NY!
ニューヨーク市の人口をさらっとまとめた前回、あれ?と思われた方。そうなんです、あえて男女比については触れなかったんですよ。はい、掘り下げたくって、引っ張らせていただきました~。
当ブログで何度か指摘させていただいたかと存じますが、NYで恋人を見つけるのは至難の業。日本でも大変だぞ!なんて声が聞こえてきそうですが、日本はまだ合コンやら婚活があるだけ、まだ救われているというものです。NYを舞台にした大ヒット・ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」でキャリア女性がそれぞれの恋に七転八倒したような、四苦八苦っぷりなんて目じゃあありません!
SATCの主人公キャリーの若かりし頃を描いた「The Carrie Diaries」、評判は今のところイマイチ。
なぜかといいますと、単純に適齢期をはじめ女性の数が男性をゆうに上回っているから。以下、すべてNY市、NY州、全米との比較でまとめております。出所はこちら。
▽男女の人口比率
10年前と比較して、男女差の比率が縮まっていないのはNY市のみ。ここ、テスト出ますよー。
▽男女別の年齢・中央値
NY市の居住者は、全米およびNY州と比較して男女ともに若いんですね。男女比較で女性の中央値が押しなべて高いのは、女性の寿命が男性より長いせいでしょう。
▽20歳から64歳までの人口比率
就労人口でみた年齢層で切り取ってみると、NY市は25-34歳、35歳-44歳の働き盛りが集中してます。夏に気温が40度近くまで上昇し、冬にはマイナス10度と寒暖の差が激しいので、年齢を重ねるとともに引っ越す人は増えるのはいたしかたなし。
▽15歳以上の婚姻動向
男性版)
注目の婚姻動向、ご確認いただけましたでしょうか。NY市の男性の未婚者の割合はダントツ、際立って多いことが分かります。同性婚が承認されたのが2011年なため、ゲイの方々が反映されていない事情もあるのでしょう・・・が、想像していたとはいえこの突出した高水準に目が飛び出しそうになりました。あ、もう私の目は出てますね・・失礼失礼。
女性版)
NY市の男性が独身貴族を謳歌するあおりを食らって、過去10年で上昇した男性の未婚率である約6%分、NY市の女性の未婚率も押し上げられております。
▽25歳以上の学歴動向
学歴をみると、ウォールストリートやIT関係の職種が豊富なはずのNY市、NY州と全米と比較すると見劣りしてしまうんですね。学歴イコールお金持ちとは限りませんが、一般的に所得に比例することを踏まえれば、金融マンに焦点を絞ったこんな女性の作り話が出てきたのもうなずけます。
日本人の間で和の女性は「世界でモテる」という認識がありますが、美女どころか肉食女性があふれるコンクリート・ジャングルNYでは、控えめ自然派の和み系日本女性は、なかなか出る幕がないのが実情なんです・・。もしかしたら、男女比率を逆手に取って日本男性がNYでモテキを迎える可能性が高かったりするかもですよ!
アジア人男性と非アジア系の女性カップルも、よく見受けられますしね。
Comments
知ってそうで知らないNY市の事実、人口と人種の10年比較 Next Post:
猛吹雪が週末のNYを直撃、サンディの次はニモですか・・