Though U.S. Marriage Rate Historical Low, Recovery Is In Sight.
週末は結婚式でございました。韓国系アメリカ人の花嫁を迎えるイタリア系アメリカ人のお姑さんがチマチョゴリで登場し、アメリカらしい国際色豊かでカラフルな宴となりました~。ガーデン・ホテルに集まった350人の招待客はDJがスピンする音楽に酔いしれ、午前12時まで踊り続ける大盛況っぷりは、圧巻そのもの。いや~久々にワタクシも飲んで踊って、大騒ぎしました!
今年はワタクシ自身も含め、3組が結婚いたしました。去年は1年を通じて2組でしたから、今年は割合ハイペースです。友人は30代から40代が中心で結婚ラッシュを迎えてもおかしくはないものの・・・ちょっと少ないですよね。
それもそのはず。USAトゥデーがデモグラフィック・インテリジェンス・オブ・シャーロッツの調査を元に伝えたところ、アメリカの婚姻率(以下、異性間の結婚のみのデータ)は人口1000人に対し6.8%。過去1世紀の間で最低を塗り替えたんです。最大の敗因は、100年に一度と呼ばれる未曾有の金融危機。景気後退に入る直前の2007年の7.3%から、落ち込み続けたんです。
婚姻率が低下をたどる一方なら、結婚式の開催数も正比例しています。2007年の開催数は219.7万件だったところ、09年には208.0万件と5.3%も減少しました。
結婚が鳴りを潜める陰で、上昇気流に乗っているのが・・同棲です。1960年代の同棲者の数は4400万人でしたが、2010年には753万人に及びます。2000年の362万件からは、見事に倍増してるんですね。
ただし、景気回復とともに結婚トレンドも復活の兆しが現れているんです。18-34歳のミレニアル世代の人口増加も、回復を後押ししてるんですね。デモグラフィック・インテリジェンス・オブ・シャーロッツの見通しでは、今年の開催数は216.8万件。2014年は218.9万件、2015年には金融危機以前の水準を上抜けし220.8万件が見込まれております。
雇用が安定し、収入が確保されるという見通しが描かれれば、結婚という選択肢が現実味を帯びることでしょう。同性婚も合わせれば、婚姻率は今後上向く期待が高まります。
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