JFK Remembered, The “X” Mark In Dallas Removed.
日本でキャロライン・ケネディ大使が就任した19日から3日後、アメリカでは父君ジョン・F・ケネディ元大統領の暗殺50年の節目を迎えました。
NY地元紙でも、就任ニュースは2ページを割くほど大きな扱い。
JFK図書館はケネディ元大統領の在任約1000日間を追うツイートを行い、NBCはカーター元大統領を始め歴代の大統領をはじめとしたインタビューでケネディ時代を振り返る「トム・ブロコウ特番:あのとき、あなたはどこにいたのか(Tom Brokaw Special: Where Were You?:The Day JFK Died.)」を米国東部時間午後9時から、放映します。貴重なインタビュー画像、日本でもこちらからご覧になれるかもしれません。
あの日、ブルームバーグでみるとダウ平均は前日比21.16ドル安の711.48ドルで引けました。UBSのアート・ケイシン金融サービス取引責任者いわく「現在に換算して460ドル相当も急落した」そうです。
暗殺現場となったテキサス州ダラスのエルム街(そうです、あのホラー映画は不謹慎にも狙ってタイトルをつけました)には事件後、いつとはなしに白いスプレー塗料で描かれた「X」が浮き上がっていました。誰の仕業か分からず、地元民の間ではトラックで飲食物を販売する露天商が観光客目当てに引いたとされるマーク。ダラス市民にとっては、大統領を「殺した」緋文字のごとく胸に焼きついたことでしょう。地元の50年の節目を機にダラス市の決定で今週に入り、取り除かれました。
ダラス市民の緋文字となり観光客を引きつけた「X」、50年の節目にさようなら。
(出所 : Concord Monitor)
ダラスで開催される無料の追悼記念式は、5000枚に及ぶチケットが発行されたといいます。
きょうという日にこそ、ケネディ元大統領のこの名言を。
「Change is the law of life. And those who look only to the past or present are certain to miss the future.(変化というのは、人生につきものだ。過去や現在だけをみつめる者は、きっと未来を見過ごすよ。)」
(カバー写真 : Guardian Express)
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