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ブル相場はやっぱり続くよどこまでも-バロンズ誌2014年予想

by • December 16, 2013 • Latest NewsComments (0)493

Barron’s 2014 Outlook : Long Bull’s Train Running Into 2014.

バロンズ誌の2014年ブル見通しをお伝えします。

ラリー4年目が過ぎようとするなか、ダウ平均は年初来21%上昇し、s&p500も25%、NASDAQにいたっては33%も急伸してきました。株式ストラテジストすら予想していなかった大躍進を遂げています。

となれば、有力ストラテジストの間で2014年の見通しが強気に傾くのも必至。バロンズ誌が調査した株式ストラテジストの10名の2014年末予想をみると、1900pから2100pと前年比プラスの数字が並びます。中央値は1977pで、16日時点から11%の上昇を見込んでいるかたちです。

企業収益の拡大がけん引役との見方が優勢で、2014年1株当たり利益の予想は118ドルと13年の予想108-109ドルを上回っているんです。ヤルデニ・リサーチによると、2014年の予想は122ドルですから、バロンズ誌登場の皆様は比較的控えめなんですね。

ブルのけん引力は、偉大なり?
barrons

楽観的な見通しには、ざっくり4つの理由があります。

1)企業収益の改善
2014年の国内総生産(GDP)が13年の試算値1.7%増をゆうに超え3%超となる見通しで他先進国の景気も回復途上にあり、設備投資の拡大に期待。

2)強制支出削減の緩和でGDPのマイナス寄与が小幅に
給与減税の終了とともに強制歳出削減が始動したため政府支出は2013年にGDPを1.5%ポイント押し下げたが、2014年は2年間の予算で超党派が合意し強制支出削減が緩和しマイナス幅が縮小へ。

3)相場は量的緩和(QE)縮小を織り込み済み
QE縮小が14年に開始しても、経済指標の改善とともに米景気の回復が本物と評価される見通し。バンク・オブ・アメリカの米株ストラテジー・ヘッドのサビータ・スブラマニアン氏が言うように金利敏感のセクター・ローテーションがすでに確認されており、強い経済指標の売り反応は限定的となっている。

4)景気後退リスクは視界に入らず
2009年3月から開始したブル相場は足元で162%の上昇をもたらし、そろそろ下落を弱気派もいるだろう。JPモルガン・チェースのトーマス・リー米株主席ストラテジストによると、株価が急落する場合につきものの景気後退リスクは見当たらない。ストラテジストはそろってとばら色の予想図を描いており、逆張り投資家には辛酸をなめる日々が続く?

相場のかく乱要因として①イエレン新FRB議長の就任に伴うボラティリティの上昇、②債務上限引き上げ交渉、③中国のハードランディング、④金利動向、⑤欧州ソブリン問題の再燃--などを挙げています。ただし、バロンズ誌は「晴れの日の予報は雲行き次第で、それは2014年だって同じこと」といたって楽観的。予想通り2桁上昇を遂げる期待で、鼻息が荒くなってしまいそうです。

(カバー写真:Barron’s)

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