Facebook Rocks! Great Q4 Earning Before 10th Anniversary.
フェイスブックのお誕生日を知っていますか?
ハーバード大学の寮で、マーク・ザッカーバーグがフェイスブックを立ち上げたのは2004年2月4日。創立10周年記念まで1週間を切った1月29日、同社は前祝いのごとく好決算を発表しました。
29日引け後に発表した10-12月(第4四半期)決算では、純利益は前年同期比83%増の7億8000万ドル。一部項目を除く1株当たり利益は31セントと、市場予想の27セントを上回っています。売上高も63%増の25億8500万ドルと、市場予想の23億5000万ドルをゆうに超えました。
10周年記念にどんなお祝いを考えているのでしょう?
(出所 : TheNextWeb)
広告収入は76%増の23億4000万ドルと、大幅増を達成。ニュースフィードの広告掲載をはじめ、媒体ツールの増やし売上拡大に奏功したかたちです。携帯端末での売上高は53%と市場予想の53.5%にわずかながら届きませんでしたが、前期の49%からは拡大しています。
2013年の売上高は55%増の79億ドル、純利益は15億ドル。月ベースのアクティブ・ユーザーは前年比16%増の12億3000万人でした。1日当たりのアクティブ・ユーザーは22%増の7億5700万人。携帯端末での1日当たりアクティブ・ユーザーも49%増の5億5600万人、月ベースでは39%増の9億4500万人と軒並み大幅増を遂げています。
時間外取引で、10%以上も急騰し60ドルに乗せるはずですね。「フェイスブックの寿命はあと3年」——プリンストン大学がペスト流行を元に導いた研究結果が嘘のようです。
課題としては、10代層での顧客離れが残ります。30億ドルでの買収案を蹴られたスナップチャットにお株を奪われる始末。あえて消費活動が盛んな30オーバーをがっちりつかんで幅を広げるという手段もあるのでしょうが、頭打ち感も拭えません。10周年を機に、成長安定期という分岐点に入ってきたのかも?
(カバー写真 : phys)
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