Top Tips By Celebrities To 2014 Graduates.
米国では、卒業式シーズンがめぐってきました。
今年も、各大学からきらびやかな有名人が招かれています。数々の困難を乗り越えて来た成功者が「贈る言葉」は、社会の荒波に向かって突き進む卒業生にとってかけがえのないプレゼントとなることでしょう。
映画「しあわせの隠れ場所(The Blind Side)」でアカデミー主演賞女優賞を獲得したサンドラ・ブロック。結婚、夫の浮気、離婚を経験したほか、オスカー賞受賞の1年前には不名誉にもゴールデン・ラズベリー最低主演女優賞をいただいたんですよね。そんな紆余曲折を経て輝く女性ですから、言葉の重みが違います。
「心配し過ぎないで、未知なるものを恐れるをやめなさい」
「目標を高く掲げなさい」
「失敗なんてない、たまたまそのときに上手くいなかっただけ。もっとすばらしいことがやって来るのだから」
→シンプルかつ、ストレート。サンドラの生き様を、如実に反映しています。
音楽プロデューサー/ラッパー/ビジネスマンのショーン・コム(P.ディディ)は、自身が中退したハワード大学に戻りこう言いました。
「今から教える3つを覚えておいてほしい。1つは、何かを決断することを恐れるな。決断力をもち、失敗を怖がってはいけない。2つ目は、自身の力を信じてほしい。君達こそこの世界で一番パワフルな世代なんだから。最後に、進みたい方向への歩みを止めるな、決して止めるんじゃない」
「夢を見たりなんかるすな、行動に起こせ。目を閉じて夢をみたら、目を開けて現実をみろ」
→音楽業界にとどまらずファッション、アルコールの業界に進出する彼自身、決して止まらない男です。
タイガー・ウッズの前妻で、ローリンズ・カレッジで成績優秀者として演説したエリン・ノルデグレンは、顔を正面を見据えこう語りかけています。
「学んで得た知識は、あなただけのもの、誰にも奪えないのだから」
「私たちは毎日、何かを学ぶ機会をもち知識を意義で満たすことができる。そして、私たちは子供たちや将来の世代に教育の重要性を伝える責任を負う」
→タイガーとの離婚で慰謝料長者に成り上がれたにも関わらず、子供の存在を重視したのか泥沼離婚を選択しなかった聡明さがにじみ出ています。
バーナンキ前議長はプリンストン大学の卒業生に「10の生きるヒント」を用意しましたが、イエレン現FRB議長はニューヨーク大学で成功するための秘訣を教えてくれています。
「残念ながら、成功は『能力』次第との通説がある。しかし、研究では『能力』は学術および仕事の面で当てにならないとの結果が出ている。心理学者のアンジェラ・リー・ダックワーク博士は、成功のカギは彼女のいうところの『根性』、いわば目標への絶え間ない努力と直面する問題に対処する辛抱強さなのだ」
「人生では真剣に決断を下す局面がめぐってくるのだから、大きなことでも小さなことでも喜びを味わう時間をもちなさい。そして喜びをできる間に誰かと共有しなさい」
会話好きな、この方の性格が垣間みれます。誰かと喜びを共有すべきと主張するだけに、趣味を踏まえても納得です。
以上の言葉、引用先はこちら。英語で意義をかみしめたいあなたは、ぜひチェックしてみて下さい。その他のセレブリティの贈る言葉は、ここなら映像付きでお楽しみいただけますよ。
(カバー写真 : Reuters)
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