iPhone 6 Mock Up Resembles 2 Other Smartphones.
ファン待望、アップルの「iPhone 6」の詳細情報がメモリアル・デーの3連休に続々報じられています。
気になる発表日は・・・6月の世界開発者会議(WWDC)ではなさそうです。マック・ルーモアは今年の秋、インターナショナル・ビジネス・タイムズは9月と報じています。iPhoneといえば2011年の「4s」が10月、「5」以降は9月でしたから、ホリデー商戦を踏まえても信ぴょう性が高い。やっぱりWWDCではiPhone 6よりも、最新版OSの「iOS 8」や家電、温度設定、スケジュールまで管理する「ホーム・プラットフォーム」に花をもたせるんでしょうか。
話をiPhone 6に戻して。
各メディアの報道によると、注目は2点。
ひとつは、サファイア・ガラスの採用。
これまでiPhoneはカメラ・レンズやホームボタンに取り入れる程度でしたが、ディスプレイをコーニングの「ゴリラ・ガラス」からGTアドバンスド・テクノロジーズが製造する「サファイア・ガラス」に衣替えする予定です。iPhoneマニアが伝えるように、画期的な太陽光発電式充電パネル埋め込みとの関連性を踏まえれば納得ですね。
もうひとつは・・予言が的中しました!はい、iPhone 6のギャラクシー化もとい大型化です。
iPhone 6のディスプレイは、5Sの4インチから4.7インチへ拡大させる見通しなんです。それだけではありません。ホリデー商戦頃に第2弾として、5.5インチを発売するとの噂まで浮上。サムスンのバンドエイドとの異名をもつ「ギャラクシー S5」が5.1インチですから、ジャンボ級スクリーンでライバルをしのぐ勢いです。これでアジア系を中心にサムスンに流れた顧客を奪取すること間違いナシ!?
一番左から5S、6(4.7インチ)、6(5.5インチ)、iPadミニ、iPadエア。
(出所 : Mac Rumors)
スクリーンのサイズが分かったら、デザインが気になるでしょ?
4隅がやわらかい流線型であるように、iPhoneの遺伝子をそのまま引き継いでいます。違いは背面。今回はスリークなシルバーで統一。上下に白枠を施し、ミニマリズムの粋を漂わせています。
ここでアレ?と思われたあなたは、スマートフォン通ですね。
中央のiPhone 6の模型、背面のデザインはHTCの「One」(一番左)生き写しなんですもの。
(出所 : MKBHD)
HTCの「One」は、デザイナーやら広告クリエイターなど時代の最先端を担う層からそれはそれは厚い寵愛を受けていたのです。ファンクションだけでなくファッションも重視する彼らだなけに、アップルが「One」のデザインにヒントを得たのも、むべなるかな。
ボディはシックな外観に合わせスリムダウン。こちらにあるように、ニューヨーカーも軽さと薄さに驚いていました。ただし・・・皮肉にも「持ち運びが便利な携帯電話のはずなのに、デカい!!」、「サムスンとか他のスマホと変わんないじゃん!」という感想も聞こえてたんですよね。
とはいえ中国の小米がiPhoneそっくりのスマホを売り出しており、売れる商品を提供すべくアップルも起死回生策として大型化に踏みきらざるを得なかったのでしょう。
米国でのマーケット・シェア、3月時点では低下。
(出所 : Comscore)
2013年末の世界別マーケット・シェアも、下降気味。
(出所 : Gartner)
スクリーンの巨大化でギャラクシー化し、デザインはHTC化した「iPhone 6」、どこまで売れ行きを伸ばすか今から気になります。価格もオドロキの800ドルなんて説も出てますしねぇ。個人的には、片手でメッセージが打てるオサレな小型サイズの改良版が欲しいなぁ・・トホホ。
(カバー写真 : Business Insider)
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