Fed Tested Media Conference For Sudden Rate-Hike ‘Apple Watch’ In Short Stock Due to Taptic Engine Bottlenecks.
米連邦公開市場委員会(FOMC)声明文がリリースされた同じ日に、ビッグ・ニュースが飛び込んできました。
米連邦準備制度理事会(FRB)が29日、メディアと試験的な電話会議を開いたというではありませんか。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙のペドロ・ニコラシ・ダ・コスタ記者によると、緊急利上げを行った場合に備えテストを行ったといいます。これまで市場関係者は年8回のFOMCのうちイエレンFRB議長の記者会見と経済・金利見通しを予定する3月、6月、9月、12月に焦点を置いてきたものの、今回のニュースを受けサプライズ利上げを念頭に入れる必要が出てきました。
Fed広報担当のミシェル・スミス氏は「試験は近い将来の行動を意味しない」と付け加えるのも忘れません。しかしながら、経済指標で機動的に動く可能性を点灯させた以上、文字通りカレンダーとにらめっこしている場合でなくなってしまいました。なお、カンファレンス・コールはFedのサイトを通じ閲覧できる予定。一般の方々もアクセスできる見通しです。
もうひとつのサプライズは、24日に発売を開始したばかりのアップル・ウォッチが届けてくれました。ダウ・ジョーンズによると、同社が開発した振動装置”タプティック・エンジン”に不具合が発覚したため、商品の一部を処分せざるを得なかったといいます。”タプティック・エンジン”を製造する2社のうち中国のAACテクノロジーズ製に故障がみられており、日本電産製に問題は確認されていません。
”アップル・ウォッチ”の出荷待ち時間は最大で約2ヵ月と伝えられた一方、供給不足は旺盛な需要を表しただけではなかったのですね。
(カバー写真:Federal Reserve Bank Of Philadelphia)
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