Jeb Bush’s Campaign Logo Takes The Internet By Storm.
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が15日、事前報道通り共和党の米大統領候補として正式出馬を表明しました。
マイアミでの演説を前にメディア向けに配布された資料によると、ブッシュ氏は財政協議を中心としたワシントンD.C.での摩擦を問題視し「我々は解決できる、なぜなら私には実績があるから(I know we can fix this. )」とのメッセージを送りました。
肝心な政策指針より、インターネットではこれで大騒ぎになっています。
(出所:Jeb Bush/Twitter)
はい、ブッシュ氏のロゴです。
ファーストネームにエクスクラメーションといういたってシンプルなロゴに、世間は失笑を禁じ得なかったのですよ。確かに、時代遅れな感は拭えませんものね。「ブッシュ」という名前を敢えて使用しないという苦肉の策も、リベラル派にからかわれる隙を与えてしまいました。
ちなみにブッシュ氏、政界入りを目指した1994年からエクスクラメーション・マークを愛用。
(出所:Andrew Kaczynski/Twitter)
では、ブッシュ氏のロゴにインスパイアされた数々の作品をご覧下さい。
ドラマ「フレンズ」とのコラボ。
7UPマンをフィーチャーし、大企業の政治資金に絡めるという皮肉を演出。
ジェットブルーを掛け合わせれば、ブッシュ氏が民主党員だったらバージョンの出来上がり。
格安小売のビッグロッツに似せて、庶民派にアピール?
(出所:全てAdweek)
ブッシュ候補がロゴで大笑いされたからといって、問題視する必要はありません。ヒラリー候補も「H」をもじったデザインでザ・ニューヨーカーから後ろ指をさされましたよね。結局、ロゴのカラーを変更を余儀なくされたものです。そう考えると、オバマ米大統領のロゴはオバマの「O」をもじり円と結びつけ永遠、完璧を、また地平線で希望とったイメージを与えまさに申し分がなかった。
オバマ米大統領、08年のロゴはこちら。
(出所:Logodesignlove)
デザインを手掛けたのは、IBMなどを顧客に持つVSAパートナーズという大手広告代理店のグラフィック・デザイナーのソル・センダー氏。同氏は、2016年米大統領選のロゴに対し「全体的にクオリティが低い」と一刀両断にしています。そもそもハフィントン・ポストでセンダー氏が明かしたように、製作期間が1〜2週間と通常のメーカーの8〜12週間と比較し非常に短いという事情も、お粗末なロゴに至る一因なのでしょうね。
(カバー写真:The Federalist)
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