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アメリカで4人に1人、アノ投資先こそ最良の選択と判断

by • July 22, 2015 • Finance, Latest NewsComments Off2385

More Than 1 In 4 Americans Prefer This Investment Tool.

S&p500が年初来から2.7%、ナスダックにいたっては9.1%もの上昇を謳歌するなか、アメリカ人の4人に1人はこの投資こそ最良と選択しています。

バンクレートの調査によると、選好する投資先こそ不動産。回答者のうち27%を占めました。トップの座に君臨したのは、約3年ぶりだといいます。米6月中古住宅販売件数米6月住宅着工件数米7月NAHB住宅市場指数など、住宅指標にも強気ぶりが現れていますよね。特に男性で不動産を好む傾向が強い。また30〜49歳の間で32%と突出していました。貯蓄があって頭金が払える年齢層ですから、納得ですね。

2位はキャッシュ(貯蓄やCDなど)で23%。18〜29歳のミレニアル層では、32%に至ったといいます。収入が安定しなければ投資ができませんから、キャッシュに人気が集まるのはむべなるかな。ようやく3位に株式が入り、17%と続きます。金先物が本日までに10日続落し1996年以来の最長続落記録をつけ、約5年ぶりの安値を示現しつつ、金・貴金属は14%でした。債券にいたっては、5%に過ぎません。ウォールストリートの巨人とは元手が違うだけに、発想も異なっていました。

不動産、住宅市場の盛り上がりを背景に1位に返り咲き。
bankrate
(出所:Bankrate)

同時に発表された米7月家計安定指数数は、前月比2.3%低下し102.1。分岐点の100を14ヵ月連続で上回ったとはいえ、雇用への見通しが足を引っ張っていました。雇用について「1年前より保証されている」との回答は22%と、6月の29%から低下。「1年前より保証されていない」との回答も14%と、6月の9%から上昇していました。最近になってマイクロソフトが7800人、クアルコムが4000人と大規模なリストラを発表したので、余計でしょう。

貯蓄をめぐっても、慎重なトーンを帯びています。「貯蓄が十分でない」との回答は29%で、「十分な貯蓄がある」との回答は18%に過ぎません。

今回の調査は7月9〜12日、1000人を対象に実施しました。誤差は±3.6%とされています。

(カバー写真:Shutterstock via Huffington Post

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