Sochi : Fashion Olympics Gold Medal Goes To..
ソチ五輪の開会式、サプライズやトラブルに見舞われながら無事終了しましたね〜。
全世界の注目は五輪ならぬ四輪の輪に集中し、聖火台への点灯という大役を務めたロシアの元スケート選手によるオバマ米大統領夫妻への人種差別ツィートが話題になりましたが、選手団の入場とともに華麗に競技場を彩ったユニフォームも忘れてはなりません。
では、USAトゥデーとヤフー・スポーツによるアメリカ人の審美眼を基準にした開会式ユニフォームのベストとワーストをみてみましょう。
ベスト:ドイツ
カバー写真にあるレインボーカラーの登場は、同性愛宣伝禁止法を制定するロシア政府へのささやかな抵抗を連想させ大いに支持を獲得しました。目も覚める鮮やかさは、見るものの心にしっかり焼き付けられたことでしょう。デザイナーのウィリー・ボグナー氏は、もちろん否定してましたけどね。
ウィリー・ボグナー氏、西ドイツ時代はアルペンスキー選手でした。
(出所 : stantonlaloupe)
ベスト:日本
本邦では簡素すぎると批判もあったようですがシンプル・イズ・ベストで無駄を一切省いたデザインは、控えめな国民性とあいまって好印象だったんです。デザイナーは、デサントです。
ベスト:トンガ
冬季五輪に初出場したトンガ、ヤシの木を全面にあしらったトロピカルなデザインは大絶賛の嵐。「どこで買えるの?」とのメッセージが飛び交いました。
ワースト:アメリカ
星条旗をあしらったデザインは、遠くから見ても分かる主張の激しさでアメリカ人は辟易しておりました。作品はラルフ・ローレンです。
ヤフーはベスト、USAトゥデーはワースト:ロシア
国旗カラーを使用しつつ、モコモコのコートは五輪というよりサンタスーツとの指摘も。作品はボスコです。
ヤフーはベスト、USAトゥデーはワースト:カナダ
真っ赤なダッフルコートは野暮との声がある一方、チャーミングだったりしますよね。デザインは百貨店大手のハドソンズベイで、同社は2013年にサックス・フィフスアベニューを29億ドルで買収しました。
ヤフーがベスト、USAトゥデーはワースト:リトアニア
ジン・トニックに絞り込みたくなるような見事なライムカラー、評価を二分したのはお酒好きか否かの問題?
いかがだったでしょうか?参加国すべての評価が見たいあなたには、Bleacher Reportがスコア表を弾き出していますのでぜひご覧下さい。
(カバー写真 : USAToday Sports)
Comments
米1月雇用統計・NFPは予想以下、テーパリング休止観測が再燃 Next Post:
【追記】米債務上限の期限切れまで、カウントダウン開始