リレーションシップにある友人からよく聞く話が、ケンカ。特に付き合ってから半年から1年のカップルに多いんですよね。大体が不満は女性に多く、トイレの椅子の部分を上げっぱなし、洋服の脱ぎっぱなし、食べたものの放ったらかしなど、男性パートナーの所作にぶち切れてしまうパターンですな。
男性は反対に、女性の細かい目線がいつしか監視に変わり、「I don’t want a mom but a girlfriend!」と悲鳴を上げる始末です。第3者の視線でみると、なーんでまたそんな、と微笑ましくも映るわけですが、当人にとっては一大事。ある韓国系アメリカ人からは、男性が黙って飲みに出掛けて朝帰りしたことを背景に、1週間近くも口を利かない冷戦状態に陥ったという話を聞きました。男性は女性の小言に疲れ、女性は男性の思いやりのなさに呆れ果てたがゆえ、なかなか譲歩できなかったそうです。
↓夫婦ゲンカは犬も食わない、というのは些細だからか否か。
そんな話を聞いて感心をもち、ググったらこんな記事に出会ったんですよ。ブログのテーマが「小話ニューヨーク」なのに、イギリスのお話で恐縮ですが、英デイリー・メール紙オンライン版によると、統計によるとひとつ屋根の下のカップル(既婚・未婚含む)は年間に312回、ケンカするんですって。312回・・・ほぼ毎日ですよ!!
ケンカの理由が、実に些細で・・。以下はケンカのネタ、トップ10です。
1. 台所シンクなどの汚れ
2. トイレのしみ
3. TVのチャンネル争い
4. トイレット・ペーパーの取替え
5. 上げっぱなしで放置された便座
6. 照明のつけっぱなし
7. 使用済み食器の放置
8. 使用済みのバスタオルの放置
9. 物を溜め込むこと
10. トイレの水を流さないこと
小さな事柄ながら、日常についてまわる項目ばかり。伴侶あるいは同棲経験をもつ皆さんは、さぞかし納得していただたことかと存じます。
チリも積もれば山となる日常問題に、解決策はあるのでしょうか?あるフランス系アメリカ人いわく「The triggers that start most arguments ARE USUALLY NOT about something that will be important even a week later」 。というわけで、怒りが沸点に届いたと同時に、その問題がはたしてリレーションシップを崩壊につなげるほど大事かどうか、再認識することだそうな。
↓便座にいたっては、ネコも沈思するほど男女間の相違を表す大問題。
また「Ask ourselves if we’re just trying to be "right.」。どちらも自分が正しいと主張しますが、どっちが正しくても、関係にヒビが入れば修復は難しいですよね。もとは他人のパートナーですから、バックグラウンドが違えば習慣も異なります。だからこそ、「どちらが正しいか」に重点を置くのではなく、「どうしたらお互いが正しい方向にたどりつけるか」が問題なんですって。正直、烈火のごとく怒り狂った瞬間にそんな悠長な考えができるかどうかは別ですが・・。
Comments
ファッショナブルに、ガン患者支援団体をサポート☆ Next Post:
週末はビーチでまったりと思ったらミルキー・・