我が家があるロングアイランド・シティからB62番のバスで15分のところに、ヒップスターの天国ウィリアムズバーグがあります。普段はお友達が働くHello Beautiful Salonや別の友人宅に出かける程度で、ディナー目的で訪れたことがないんですよね。というわけで、グルメ関連webサイトを経営するな友人から日本人ヘアスタイリストが熱烈に薦めるレストラン「ミランダ(Miranda)」を目指すことにしました。
↓ベッドフォード・アベニューの喧騒から離れた閑静なエリアに、そっとたたずむ。
レトロ感が漂う店内は、まるでスペインや南米の郊外に建つ邸宅を思わせる。初めて足を踏み入れた人々でも、あたたかみ溢れるムードに、あっという間に肩の力が抜けてしまうでしょう。
↓木造りの店内は家庭的なせいか、男性が一人でフラリとやってくることも。
店内がくつろぎ感満点なだけでは、ありません。こちらのレストラン、私達の周囲が高評価を下していただけでなく、ザガット・サーベイもお墨付きだったんですよね。30点満点中、1)雰囲気=25点、2)食事=22点、3)サービス=27点--というのは、立派なものでしょう。私達の胸も、期待で高鳴るばかりです。
ところが・・・。今夜のスペシャルでいただいたスープから、大コケしちゃってたんです!!アスパラガスのスープは、まず海老とアスパラガスが乗ったスープ皿をサーブし、後からスープを注ぐスタイルで実にエンターテイニングでしたよ。ブルックリンでわざわざこんな手法を使うなんて、さすがと感心したものです。しかし・・スープの味があまりに粗雑。塩コショウを持ってきてくれるよう、お願いしなければならないいほど。
↓クリームやバターの濃厚さは微塵もない、よく言えば超ヘルシーなスープ。
私が選んだ海老とマッシュルームのタグリアテッリは、友人方が口をそろえて絶賛するだけに安心だろうと思ったら・・・。悪くはなかったですよ。ただ、パスタのコシが足りない上に、トマトソースが重い。タカの爪とオリーブ・オイルとニンニクをがっつり使ったペペロンチーノ風でもあるようですが、味の方向性が読めないんですよ。しかも、お値段が23ドル!!!ステーキの25ドルと変わらないなんて、意味不明です。
↓暗くてごめんなさい・・。でもずるっとした重たさ、想像できますかね。
ぜひ褒めたいのは、カクテル。最近ライセンスを取得したというのに、でテキーラ「メスカル」を使ったマルガリータ風のお品は、少し甘さと度数が強いものの本物の花が利いて満足させてくれました。もう一度訪れるなら、BARでまったりしたいですね。
Comments
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きたぁーーーー!!!MR.エリオット☆