Super Bowl Index Suggests A Decline In Stock Market.
スーパーボウル、ボルティモア・レイブンズが優勝し臍を噛んでいるのはサンフランシスコをはじめ西海岸の皆様だけではありません。一部のマーケット関係者は、がっかり肩を落としている・・・かもしれないんです。
マーケット関係者の間で古くから伝わるアノマリーに照らし合わせると、残念な結果に終わったから。日本でもおなじみのアノマリー。たとえばWBCで日本が勝利すると日経平均が上昇するという、アレです。
スーパーボウルにも、ございます。2つのカンファレンス、すなわちアメリカン・フットボール・カンファレンス(AFC)とナショナル・フットボール・カンファレンス(NFC)のどちらが優勝するかで、その年の相場動向が分かると言われているんです。
NFC所属のチームが優勝すればその年のマーケットは上昇、AFCを代表するチームが制すれば下落へ向かうという、運命の別れ道なんですね。
で、今年はと言いますと・・・。
ボルティモア・レイブンズは、AFCに所属するんです!!
アノマリーに沿って、週明け4日のダウ平均は約100ドル(NY時間午後3時頃)の大幅安・・・勝率8割といわれるだけに、やはり的中率高し。しかもレイブンズが初めてチャンピオンに輝いた2001年(シーズンでいうと2000年)は、同時多発テロ事件の発生年でありITバブル崩壊直前で下落しておりました。
NFLファンの方は、「いやボルティモアはもともとクリーブランド・ブランズで元NFCだった」と主張されるでしょう。ただ敗北したチームがれっきとしたNFCの49ersなので、その分AFCという枠組みに入るのかと。
ちなみに的中率は8割と極めて高いとされており、特に1967年から1997年の間は31戦28勝と勝率は9割と驚異的な数字を誇っていたんですって。今年のマーケットは幸先良く2007年10月の最高値まであと200ドル以下にまでつめ寄ってきたものの、今後アノマリーが示唆するように下落してしまうのでしょうか・・。
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