2007年の6月初旬の週末、アメリカ人に誘われてMeat Packingへ。近頃夜遊びに食傷気味になっていたので、久々のお出かけでございました。待ち合わせしていたレストランは、ベルギー料理のMarkt。しかし、指定された住所に向かったにも関わらず、目指すレストランは忽然と姿を消しており、工事現場に変身しておったのですよ。
横にあるレストランのドアマンに聞いたところ、「Yeah the address is right, but the restaurant has closed down」ですって。いつの間にかMP店は閉店してしまっていたんですね。しかし、そんな閉店されたお店を待ち合わせするなんて、何て人なんでしょう・・・。この大雑把さ、呆れてモノが言えません。
↓Markt。14丁目の角にあったんですけどねぇ・・・。
途方に暮れて携帯を取り出したと同時に、携帯がなりました。相手からで「Meet me at Vento, 675 and Hudson」と言うので、MPのランドマークであるイタリアン・レストランのVentoへ場所換えです。ちょうどレンガ畳みの通りを渡ったところで友人と偶然合流した際には、もちろん嫌味の一言は放出させていただきました。
店に入って、受付の女性にストリートに開け放たれたテラス席を所望。午後10時と遅いディナーだったにも関わらず、当時はまだ07年6月と好景気を謳歌していただけあってテーブル席の待ち時間は「45mins」でした。仕方なく、私達、最初は店内のテーブル席に甘んじましたよ。
こちらの料理は小ぶりでお上品ですが、特徴のなさが玉にキズ。ま、MPのレストランなんて、そんなもんですよね。場所柄、旅行者が多いせいでしょうか。ところで食事中、私のアメリカ人の友人の椅子が後ろの女性にぶつかったらしく、文句を言われたんですよ。すると友人、「Sorry about that, oh you sounds like a spanish… you must love this spanish wine, let me buy you guys each」、だなーんてお詫びなんだか親切なんだか、有無を言わさぬ好意を押し付けてました。こういう誰にでも親切を売るような態度を取るのも、アメリカ人特有だなぁ、と思います。嫌いじゃないですけどね・・・。
↓Hudsonと9aveの角にある、三角錐の建物がVentoです。
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