ついにこの日がやってきました。
We’re the world for Haitiがレコーディングされたのですよ!!!
ブラボー☆です。
We’re the worldと言えば1985年当時、貧困と飢餓に喘ぐエチオピアをはじめとしたアフリカ支援のために作曲されました。
2010年バージョンはハイチ救済活動の一環として、1985年当時のようにライオネル・リッチーが立ち上がりましたねぇ。プロデューサーには、1985年には指揮台に上がった、クインシー・ジョーンズが務めます。発起人として名前を連ねたマイケル・ジャクソンへの追悼も込め、25年ぶりの再編となりました。
↓1985年当時のWe’re the world USA for Africa 。当時も1月末と冬のレコーディングでした。
注目のシンガー陣は、ミレニアム・バージョンの豪華さです☆ グラミー賞で6部門を獲得したビヨンセ(*)、彼女と張り合ったテイラー・スウィフト、レディ・ガガ。Jay-Zにリル・ウェイン、キッド・カディにマイケルを彷彿とさせる赤いレザー・ジャケットのいでたちで、カニエ・ウェストも登場。セリーヌ・ディオンやグラディス・ナイト、マルーン5のアダム・レヴァイン、ピンク、ジョナス・ブラザーズ、ジャスティン・ティンバーレイク、もちろんハイチ救済活動を最初に立ち上げたワイクリフ・ジョンも喉を奮います!
そして
当然ながら、1985年当時に参加したバーバラ・ストライザンド、カルロス・サンタナ、アース・ウィンド・アンド・ファイアー、ハリー・コニック・ジュニア、ザ・ビーチボーイズの面々、トニー・ベネットも顔をそろえてます。今回のアーティスト、総勢81名がロサンジェルスに集結したんですよ!!
↓百花繚乱、絢爛豪華なメンバーが集結!怖いものなしですな。
ライオネルが飾った曲のオープニングは、今回弱冠15歳のR&B歌手ジャスティン・ビーバーが投入されました。またグラミー賞でマイケル・ジャクソンのトリビュートで花を添えたセリーヌ、そしてジョシュ・グローバンも数少ないソロ・パートを担当する一人としてクレジットされています。ちなみに、耳に残るhookの部分、ボブ・ディランが受け持った名誉あるパートは、ラッパーのリル・ウェインが勝ち取りました。
↓確かにリル・ウェインのハスキーな声、ボブを連想させなくもないです。
まだ音源はリークされていませんけど、オンエアが今から楽しみです!!!今回はウィル・アイ・アムやレッドワンなどのヒットメーカーがプロデュースに参加するようで、フレーバーはぐっとモダンに生まれ変わりますよ!サウス・ヒップホップ・フレーバーでbounce with it!!!
なおWe’re the worldのオリジナル・アイデアはUKのバンド・エイド(Band Aid)ですな。傷をカバーするバンソウコウとかけたこの名前で、ボブ・ゲルドフが主宰しDo they know it’s Christmas time at all を歌い上げました。
あのとき、デュラン・デュランのサイモンとジョン、デビッド・ボウイ、U2のボノ、ワムのジョージ・マイケルとアンドリュー、カルチャー・クラブのボウイ・ジョージ、スティング、ポール・ウェラーなど英・アイルランド勢、そしてアメリカからフィル・コリンズ、ジョディ・ワトリーが参加してました。ああ、このビデオ、震えちゃうほどなつかしい!!!1984年って、私まだ小学校入ったばかりでした・・・。
↓見づらいですが、スティング、ボノ、サイモンの貴重なショット!
でも、このムーブメント、一部で傲慢だという批判もありましたね。まったくチャリティ活動とは、今回のHope for Haitiでワイクリフが募金を着服したとの噂が出回ったように、批判と賞賛のもろ刃の刃でございます。
*追記:We’re the world Haiti版では、Jay-Zを筆頭にビヨンセもリアーナも参加してませんでしたね。ごめんなさい、引用した一部報道が間違えてました・・・。JayはUntoucheableだと、イベントと一刀両断してましたね。今となってはWe’re the world 2010バージョン、売名行為との批判もあったり、物議を醸し出してます・・。
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