ファッション・ウィーク開催中の週末、アメリカ人の友人に誘われLuca Luca のアフターパーティーがあるというので、Amnesia へお出かけです。午前12時15分の待ち合わせでしたが、相手が遅刻魔でしたから、5分前に家を出ます。ちなみに、Amnesiaは元Solですね。店名を変えて、出直しです!
↓Luca Luca。華麗なカーブが女性のデコルテを引き立たせるデザイン。惚れ惚れします。
タクシーに乗り、目指すは29丁目と12ave。ところが・・・西へほぼ真っ直ぐ進むだけなのに大渋滞で・・・。さすがバレンタイン・デー直前、そしてファッション・ウィーク開催中とあって、予想外の混雑ぶりでした。
普段なら10分もかからないのに、タクシーから降り時計を見ると、既に12時半をまわってました。しかし、友人の姿は見えません。
嫌な予感がして携帯を取り出すと、同時に「will be there in 10 mins(10分後に着くから)」とのTextが。マイナス気温の冷気に包まれ、ピンヒールのブーツで一人待たされてしまったわけです、トホホ。しかもお店の前で入店を待つ人々はJersey Shore も真っ青なスタイルを身にまとっていて・・・明らかにLuca Lucaのアフターパーティーとして選ばれるお店ではありません。友人があと1分遅れてたら、タクシーでトンボ返りするところでしたよ。
混み合う店内では、女性がフロアで突然吐いたり(失礼!)もうGhettoな世界満点で。アメリカ人の友人は別に3人のアメリカ人、ロシア人、プエルトリカンを招いてましたが、ゲンナリしていたのは私だけではありませんでした。もちろん、Luca Lucaのアフターパーティーになんて開かれてません!!!
↓肌も露わなダンサーが艶めかしく踊り、空中ブランコショーが楽しめましたけど、それだけ。
お口直しに、以前に取り上げた今NYで最も入店が難しいと言われるクラブのGreenhouse へ移動。タクシーで分乗するかと思いきや、何とプエルトリカンが運転する車に、中国人も加わった8人で乗り込むことになったんですよ!!!押し込められアメリカ人の膝の上に丸くなってますと、映画でみるようなアメリカ国境を越えてくるメキシコ不法移民の気分に陥りましたよ・・・。
↓Sクラスに8人がすし詰め。30過ぎて何が悲しくてこんな羽目に・・(涙)。
無事、警察に発見されることなく到着し事なきを得て、入店したそのとき。アフロ系+白人のミックスと思しき受付女性が先頭に立っていた小柄な中国人女性の腕を取り、「Do you have a ticket(チケット持ってるの)?」と問いただしてきたのですよ。
当然ながら中国人の女性を含め、皆彼女がチケットを持っていたことを知ってますから、抗議の合唱を浴びせます。すると受付女性はうるさそうに手を振り払って、私達から渡されるチケットを処理していったというわけです。
↓Greenhouse。通常は4時までが、5時以降までオープンするので、混み具合が半端なかったり。
このぞんざいな受付女性に本人の中国人、ことの顛末を全て目撃したプエルトリカン、ロシア系の女性陣らは受付の女性の態度に怒り心頭で。ちょうどフロアへ通じる扉の手前で輪になって「Bi&ch」と罵り始め、店側にクレームをつけると息巻いた・・・そのとき。3mも距離のない場所に座っていた受付の女性がカツカツとヒールを鳴らし私達に歩み寄り、「What did you just say?(何だって言うわけ?)」と仁王立ちしたんです。
↓キャット・ファイトまで、5、4、3、2、1・・・・。
受付の女性は眉を吊り上げ「I can throw you guys out(あんた達のこと追い出してもいいのよ)」と逆ギレし始める始末。中国陣を始めとした女性陣、今日会ったばかりだというのに見事なチームワークで一歩も引かず両者、一触即発のにらみ合い!!となったところで、男性陣が取りなし、事なきを得ました・・・。
Greenhouse、実は人種差別が横行する店で、これまでにアフロ系だけでなくヒスパニック系の入店を拒否したかどで訴訟を起こされた前科があるんですよ。今回は、対象がアジア人に向けられたわけですね。しかも、きちんと言われたとおりチケットを手渡したのに、失礼極まりない行為で、顧客の気分を台無しにするなんて、もっての外!!
とはいえ、中国人以外の女性は皆身長がヒールを入れて170cmを超えていたのに、受付の女性の度胸は大したものですな。敵ながら、アッパレだったり・・・、まードアマンがバックに入ると思えば、強気に出られたのかもですけどねぇ。
↓飛びかかられなくって、ホントによかったニャ~。
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