シャペン・シャワーで景気拡大を感じるat I Tre Merli

by • May 19, 2010 • NightlifeComments (0)1508

週末はスリナム人の友人から招待を受け、ブランチ・パーティーへお出かけです。待ち合わせ場所にはラオス系アメリカンの不動産ブローカーやら、ペルー人のソーシャライトなどなど、パーティーの常連が顔をそろえてました。

さんさんと輝く太陽を背に受けて店へ向かいますと、M2Kiss & Flyなど、数々のパーティーの門前を守ってきた神経質なそうな白人のドアマンがおります。彼がいるということは、このパーティーがNYで一番ホットであることの証です。

Day and Nightグループが主催するブランチ・パーティー。以前はミートパッキングにあるレストランRevelで饗宴が繰り広げられてましたが、今回はSOHOにある同じ系列のイタリアン・レストランI Tre Merliへ場所を移しました。Revelよりもグッと広く、吹き抜けとなっており、天窓からはうららかな陽の光りが差し込んでいます。午後3時半ですでに混み合う店内には、ヘッジファンドに勤める金融マンから弁護士などなど、パーティー・アニマルないつものメンバーがサングラス姿でテーブルを陣取っておりました。やっぱりね・・・。

↓I Tre Merli。風にはためくフラッグが目印です。
My Big Apple

Revelからスケールアップしてのブランチ・パーティーだっただけに、いや、派手でしたよ。全く。だって興が乗った午後4時頃には、数々のモエ・ブラック、AKAモエ・ネクター・インペリアルが花火を突き刺され次々に登場。あるテーブルなどは、一気に6本ものモエ・ブラックをオーダーする有様!!!2階のDJボックスから、マイクを手にしたMCが「There comes 6 bottles of Moet!!」とあおります。まるでホストクラブみたい・・・・。

↓火薬の匂いとともに花火を振りかざして、はいオープン!!

My Big Apple

6本のシャンパンをオーダーしたテーブルには、軽く7、8人はいたでしょうか。一人につき約1本かー、と圧倒されたのもつかの間。男性陣がやおらボトルをつかむと、F1での表彰式もかくやのシャンペン・シャワーをおっ始めたんです!!!1本ゆうに300ドルはするのに、嘘でしょ・・・。この狂乱、まさにバブリーです!!!

それだけではありません。MCが「No more Moet for today… Try Dom or Clicquot」と店内の顧客にはやしたて、次に登場したのはシャンペンの王様、アルマン・デ・ブリニャック。クリスタルの経営者から飛び出した差別発言の後、ラップ界の大御所Jay-Zからお墨付きを受けた、あの最高級シャンペンです。NYに拠点を置くソブリン・ブランズがシャンパン・メーカーであるCattier家の協力のもとで誕生したスーパーブランド。だからこそ、クリスタルとの摩擦の後にJay-Zの寵愛を受けたのも、むべなるかな。

↓アルマン・デ・ブリニャック。高貴な「Ace of Spade」が目印。神輿つきでどうぞ。

My Big Apple

このボトル、オンラインでも250ドルを下らないことをふまえると、お店ではゆうに1000ドルを超えると思われ。しかも、仰々しく神輿に乗って見参とあって、マグナム・サイズでしたから、下手したら2000ドル以上ですよ!!!この破天荒な散財っぷり、ホント景気は拡大しつつあるんだなぁ、と実感します。まーギリシャ発の欧州ソブリン問題を考えると、視界はクリスタル・クリアーとは言えませんけど・・。

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