ニューヨーク。多人種を誇る米国のなかでも、サラダボウルと評されるとおり、人種のるつぼであります。当然ながら、異人種間カップルの多さも目立ちまして。公園で日向ぼっこしていたときに、通りすがりの白人と黒人とのカップルを眺めながら、当時の元彼は目を細め「This is why I love NY」なんて言ってましたっけ。
↓異人種間結婚で最も成功していると思しき、シールとハイディ。米国人ではありませんが。
NYタイムズ紙 では、NYだけでなく全米で異人種婚が進行中であると伝えてます。ピュー・リサーチ・センターの調査によると、2008年に結婚した米国人のうち、実に6組のうち1組が異人種間でした。人種別でみると、380万人のうち、異人種と結婚したアジア系の割合は31%と断然トップ。次いで26%がヒスパニック、16%が黒人、白人が9%となりました。それぞれ、過去最高を更新したんですよ!
↓最近は、NYでもアジア系男性と白人女性のカップルが多く見受けられます。
組み合わせとしては、白人と黒人の割合が60組のうち1組で、最も少ないとか。ただし、黒人+白人の比率は、オバマ米大統領のご両親(ケニア人男性+アメリカ人白人女性)が結婚した約50年前の1000分の1から、飛躍的な急伸を遂げています。何でも、最近は黒人男性が異人種間と結婚する傾向が高いんですって。
↓国勢調査では「黒人」と明記したオバマさんは、黒人女性と結婚しましたが。
2008年に異人種と結婚した黒人男性は2008年ベースで5人に1人、22%に相当するそうな。2000年の15.7%、1980年の7.9%から、加速度をつけて上昇しているんです。
同紙では黒人男性における異人種結婚の割合にフォーカスを当て、黒人女性がステキな黒人男性の結婚相手がいない嘆きが恒常化しつつあると伝えてましたけど、ホントにそうなんですねぇ・・・。
↓嘆きの黒人女性にSwirlのススメ、Something New 。
また2008年に結婚した人々のうち、14.8%が異人種間の子供(ここではミックスと呼びます)だったんですよ。2000年の11.2%、1990年の8.3%から、こちらもどんどん上昇していることが分かります。全米で結婚している人々のうちミックスは8.0%。2000年は6.8%、1990年は4.5%だったんですけどね~。そういえば、日本でもハーフのモデルが激増してますし、世界各地で人種の壁が取り払われつつあるようです。
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