やっちゃいました~・・。週末は楽しみにしていたBETミュージック・アウォーズが開催されたんですけど、完全に見逃しちゃいました・・・。一緒にいたアメリカ人の友達がアニメ・アワーズと言うので合わせてThe SimpsonsやFamily Guyをボンヤリ観るともなく観ていて、すっかりアウォーズの存在を忘れておりました・・・。
↓第10回を迎えた、アフロ系アメリカ人向けエンターテイメント・チャンネルのアウォーズ。今年はEl DeBargeがなつかしのRhythm of the Night など名曲を引っさげステージに登場しカムバックです!!
今年の司会はラッパーとしてエンターテイメント界に殴り込み、今となっては女優/プロでデューサーとしてハリウッドに君臨するラティファー女王様ことクィーン・ラティファー。毒舌かつ豪快トークが売りな彼女ですから、さぞかし冒頭のモノローグは抱腹絶倒ものだったことでしょう・・・。嗚呼嗚呼嗚呼あ見逃して残念!!!
でも。
数々のハリウッド・ブログで紹介されていたので、注目のパフォーマンスは堪能することができました。はい。ご想像のとおり、マイケル・ジャクソンの1周忌だったことから、リアーナに対する暴行事件で起訴されたクリス・ブラウンがトリビュートの舞台を飾ったのですよ。
↓クリスとリアーナ、ミレニアムのボビーとホイットニーと言っても過言でなく。
これが新たにポップスの歴史に刻まれる名パフォーマンス となりました。
なぜって?
最初はThe Way You Make Me Feelに始まり、Remember the Time、Smoothe Criminalの曲でマイケルもかくやという関節を感じさせないダンスで観衆を魅了。それだけじゃなかったんです。演奏の最後に選ばれたThe Man in the Mirror。一度引っ込んだ舞台へ再登場したときには、感極まって泣き崩れ、歌おうとしても嗚咽に代わる始末。涙で目も前がかすむのか、それともマイケルへの強い思い入れから胸が張り裂けそうになったのか、ヨロヨロとふらつきながらも、懸命に声を絞りだそうとした姿が観る者の心を打ちました。
↓マイケルには及ばないものの、至極のダンスの後でよく歌おうとしました。
何より、観衆がクリスをサポートするためにホール全体が歌声に包まれたことが、圧巻でしたねぇ~。彼の今回のパフォーマンスで、マスコミからはクリスのリアーナに対する暴行事件を許してもいいのでは、と見解が伝えられています。確かに、彼の才能は葬り去るにはあまりにも惜しい気がしますが・・無罪放免にしてよいものか、悩ましいですよね。
ちなみに特別功労賞に、今年52歳になるアフロ系アメリカ人の永遠の王子様、プリンスが受賞!!相変わらずの艶姿には、ホント殿下という名がふさわしい。今年は新作プラネット・アースを世に送り出すことが決まっています。その独自の音楽だけではなく、プロモーションもアッと言わせる手法で知られる殿下、今回は英タブロイド紙The Mail 紙の7月15日版に無料で新作が配布されるそうです。
↓殿下。相変わらずのファッソン・センスが神々しすぎる。
レコード会社からは猛反発を食らっているようですが、英国では前回作品3121のセールスが8万枚程度だったので、強烈なテコ入れが必要だったんでしょうね。なお、無料配布とはいっても英The Mail紙が無料配布の契約料を支払うので、殿下にとっては大きな打撃とはならない・・・かも。
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