前からずーーーーーーっと書きたかったんですよね。でも書けませんでした。一回行ったことはあったんですが、肝心のショーを堪能できなかったんですよ・・・。
ここThe Box のお話です。
オープンからほぼ3年が経過したでしょうか。数年前に酔っ払った後で行ったときは、すでに狂宴も下火で、あんまり印象に残っていなかったのですが・・・。ここは大人のアリスのワンダーランドです。大人向け過ぎて、サンテレビのおとなのえほん状態ですが・・(失礼!!)。いや、正確には倒錯のネバーランドです。注:ここから下は不適切な表現がございますが、悪しからずご了承下さい。
↓紅のベルベット・ロープの向こう側には、世にも奇妙な世界が広がります。
傭兵軍団のロシア人とそのウクライナ人の彼女のブロンド・ボムシェル、その他東欧・ロシア勢に招ばれて、久しぶりに禁断のパンドラのハコを開けてみました。いやー、恐るべき大人の遊戯が繰り広げられてましたよ。ショーの開始に登場した、プラチナ・ブロンドのMCからして、ビリー・アイドルが悪魔に魅入られたようなイデタチです。
最初に舞台に放たれた刺客は、何と日本人。Japanese Mother Fu%kerとのMCの合いの手に見事なダンスで絡み、首を落っことす勢いでブレークダンスを披露してくれます。ニンジャ風のファッションがまた、オリエンタルな魅力を醸し出して、観客はやんややんやの大騒ぎです!!こんな場所で大和男児の妙技を目にするとは、思ってもみませんでした・・・。
↓写真では到底うかがいしれない、「コーイチ」さんのステップに思わずバンザイ!!
その次には文字通りOh Sh%t!!!と、叫んでしまう、お下劣なホームレス男性風のショーが・・・この方、何と文字通りアンドロギュロノス。観客が身もだえしフロントローに並んだ女性は逃げてしまうほどでした。
合間にはさまれる黒髪の妖艶な美女の歌唱パフォーマンスは、リアーナやレディ・ガガをも寄せ付けない完全なSMショーのごとく。奴隷のような肌もあらわな女性が、ストリップしながら声を震わせる歌姫に馬乗りされたり、もーそれはそれは大変でしたよ。
幻想的なショーもありました。大きな風船のなかへドリーミーに入っていく女性は、子供でも楽しめそうでしょ?
↓器用にゆっくりと、風船のなかへ吸い込まれる女性。
しかし・・・・・・・・・2部のショーで展開された血みどろのショーには絶句でした。目元をマスクで隠したボンテージ・ファッションの女性が登場したかと思うと、手には調理用とは思えぬ刃渡りの長い包丁が。唇に始まりその白い顔、腕を切ったかと思うと、その刃はがーターベルトの中へ吸い込まれていきます・・・。鮮血が舞台に飛び散り、まるでホラー映画そのものの世界が目の前に残酷に繰り広げられました・・・。正視に耐えない、とはまさにこのこと・・・。
↓妖しいショーにじっと見入る観客。ちなみにカメラは禁止です。
2部目のショーの幕が閉じられた後、かつてここで勤務していたロシア人いわく「Not so much tonight」なんてつぶやいていて、耳を疑いましたよ。またすぐに来たいとは思えないファンハウスですが、NYという大人のアミューズメント・パークを経験するという意味では、トライすべきかと思われます。ただしドリンクが1杯19ドル、またいちげんさんの場合はテーブル席+ボトル・サービスで最低でも500ドルは覚悟しておくべきかと。でもスーザン・サランドンをはじめ 、そうそうたるハリウッド・スターも訪れる店ですから、ぜひぜひ箱を開けてみてください☆そうそう、パンドラの箱の中身も、数々の惨禍が飛び出した後に、希望が残ってましたしね~。
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ニューヨークなのかニューオーリンズなのか、それが問題だ