先日、お仕事関係のお付き合いで、ランチへ出掛けてきました。先方から弊社があるウォールストリート近辺でOKとの了解を得て、選んだ店はSho 。アジアン・フュージョンのお店です。
とはいえ、こちらのシェフはShaun Hergattさんはオーストラリア人。アジア各国に囲まれた太平洋に浮かぶ国のご出身ですから、アジア風味の真髄を理解したアレンジとなっております。リッツ・カールトンで腕を磨いてきただけあって、マンハッタン進出第一号店をニューヨーク証券取引所の並びという、エルメス級のリッチならぬ立地条件です。
↓NYSEの向かいには、エルメスが燦然とたたずんでいるのですよ。
SETAI というマイアミ初のラグジュアリー・ホテル内に設置されているところも、また高級感満点です。エレベーターで2階にたどり着くと、そこは紅のアジアン・モダンで統一された粋な世界が。かすかにただよう無機質さが、NYらしさを演出しておりますよ。
↓全面ガラス張りのオープン・キッチンに、シェフの自信がうかがえます。
ランチには前菜、メイン、デザートのプリフィックスをチョイス。私はスープからお食事を始めさせていただきました。これがまた可憐なスープで・・・。最初、目の前に小口の蟹肉とルッコラの葉が和えられて登場し、どこがスープなんだろうと首をかしげている間に、ほのかに熱を帯びたスープが目の前で注がれ、豊かなコーンの香りが鼻いっぱいに広がるのです。さすが、プレゼンテーションもこだわりを感じさせます!
↓スープが整った後に、お皿には花びらまで散らしてくれました~。
メインにいただいたタグリアテッリもロブスターの赤と野菜の緑がパスタに目に鮮やかなコントラストを与え、食欲をそそることそそること!写真でお伝えできないのが本当ーーーにもったいないです!!!
↓この色艶、分かっていただけます?目だけでなく、アルデンテで舌も大喜び!
デザートのソルベもお上品な甘さで、大人にはもってこい。一品ずつシェフの技術と芸術が込められていて、もう文句なしのお味でした!!!さすが期待をはるかにしのぐお味だっただけに、お値段も目が飛び出るほどでしたけど・・・。プリフィックスが1人33ドル、ワインを1人2杯ずつ、最後にエスプレッソとアイスレモンティーをいただいて、何とチップ込みで200ドルですよ!!!そりゃー美味なるはずですよね・・・南無阿弥陀仏。
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