当ブログのMy Big Apple。もちろんニューヨークがビッグ・アップルというニックネームに由来し、「私の目からみたNY」という意味を込めて、このように名づけております。
かれこれ約6年を過ごし、ストリートにはびこる異臭に鼻がつぶれそうになることや、横柄な店員に辟易したり、まてどくらせどお会計が届けられないようなサービスの劣悪ぶりにウンザリしても、補って余りある魅力のある街です。東京にはない多様性と、ロンドンにはない躍動感が存在します。いくら景気が低迷していても、人々の活気が失われることがない、珍しい街と言っても過言ではないかもしれません。
↓夜はまるで、地球に存在する宝石箱のような輝きに包まれます。
世界に冠たるナイトライフ（ちなみにLAをはじめ車社会の州のアルコール販売は午前2時までなので、自動的にクラブも午後2時にクローズ、NYだと一般的には午前4時まで営業）をはじめ、各国料理の超一流シェフが腕を振るうレストラン、圧倒的なスケールのブロードウェイ・ショー、9つものプロ・チームを擁し一年中楽しめるスポーツ観戦、古代・近代の至宝が並ぶ芸術、そして各国代表選手のような多国籍な人の群れ－－NYが輝きを放つ要素は、他の追随を許さないほどです。
そんなビッグ・アップルの居住者1000人以上を対象に、Municipal Art Society Art Societyが居心地アンケートを実施しました！！
ニューヨークに住む人々の、実に84％が「生活に満足している」と回答しました。ニューヨーク市内の5区でみると、どこが1位だと思います？当然マンハッタンを挙げるでしょう。しかし93％と驚愕の数字を叩き出したのは・・・
スタッテン・アイランド！！！！
スタッテン・アイランド・フェリーが無料な上に、ビールまで売っているからかしら・・・。2位はクィーンズで93％、3位にようやく皆さんが大方予想したマンハッタンが顔をみせます。4位は意外や意外、ラップでよく「Brooklyn in the hoooouuuse！！」と掛け声が聞かれるものの、下位でランクイン。それでも89％でした。最下位は最も都心から離れるブロンクスで、86％でした。
↓フェリー乗り場。まるで改装工事され、とっても清潔です！！
こうしてみると、所得と満足度は比例していないような。マンハッタン住民の平均年収は7.5万ドルでした。ちなみにリーマン・ショック前夜の2007年時点 である3.87万ドル（中央値）、平均5.08万ドルを大きく引き離してます。しかし家賃をはじめとする生活費が異常なので、マンハッタン居住者が決して裕福な生活を送っているとは限りません。
人種別では、満足度また異なります。アフロ系アメリカンは22％が「生活に不満」と回答していましたが、白人系の9％の2倍以上となっております。
個人的には、結果に目が飛び出んばかりの衝撃を受けました～。Jay-Z Feat. Alicia Keysの「Empire State of Mind」がアンセムになるのも、むべなるかな。私も東京でこれ聞いた時は、なりきりニューヨーカーみたいにじ～んときたのを覚えてます・・・（恥）。
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