ブランチをお腹に溜め込んだ後は、いざお友達のコート探しの旅へ出陣です。ハウストン・ストリート沿いにブロードウェイを通り越しながら、マーサー・ストリートを南下すると、右手にまもなく友人がブラックベリーで場所を確認済みのお目当てのお店、Rag & Boneが右側に現れました。ジュード・ロウがお好みだというだけあって、ほのかにプレッピーながらダウンカジュアルが好ましいのです。
↓Rag & Bone。レトロな味わい深さが愛される理由。
しかし、お友達の線の細いシルエットには米国型お坊っちゃまスタイル、ダブつき感が否めず。というわけで、次に足を運んだのはBen Sherman。私の後輩が大好きで、NY滞在中はよく通ったと言っていたのを思い出したんです。こちらはイギリス出身レーベルなだけに、ホンモノのモッズ×ミリタリー×トラッドがステキ。とはいえ、デザインが若いですな。お友達もまだ20代とはいえ、残念ながらその日はビジネス・シーンでもパリっと着こなせるコートは見つからず、こちらもあえなく退散です。
↓Ben Sherman。モッズ・スタイルが好ましい。
ぐるぐる回って、ラファイエット・ストリート沿いにあるScotch and Sodaもチェック。アメリカン・ヴィンテージ、オールドスクール、ロックの融合なんだそうですが、私にはブリキの太鼓にしか見えない。というわけでヒューゴ・ボスやコスチューム・ナショナルなど泣く子も黙るハイエンドのお店をめぐってから、マーサーを再び下りていったのです。そこへ、明るいスカイブルーのルーフがみえてきたではありませんか!
ここは、ロンドンから上陸したキワモノ英国紳士を演出するTed Baker 。Tedなる人物を想定した新興ブランドなんですよ。広々とした店内は空間がゆったりとられ、リラックスしながら物色することができます。ここで、運命の出会いが待っていました。タキシード調にフェルトがほどこされた、大人らしいシックな一枚のコートを発見したのです!しかも、イギリス人らしく表向きはジェントルマンながら、裏地は真っ赤なバラだったり、遊び心満点!!私が男性だったら、一も二もなくファンになること間違いなし!大人の男性も、ちょっと伊達男風にキメたいときには、ぜひ一度ご来店あれ。
↓レジには、こーんな裁縫セットがさりげなく。ラブリー☆
いやー個人的にはずっと探していた、ベトナム人ブランドCalvin Tranも見つかりましたし、ファッションの秋を思う存分味わいつくした1日となりました。
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