私の身長は160cmと日本人では若干平均を上回りつつ、アメリカの平均身長162cmは下回ってるんです。しかも東欧系や北欧系など、170cmを超えるが友達も多いだけに、常にヒールで武装しています。今回の小旅行でも、ひざを完全に覆うサイハイ・ブーツ、15cmでやって参りました。NYのコンクリート・ジャングルなら、ブーツであれば15cmのヒールなんて、お茶の子さいさい。階段を駆け下りて地下鉄に滑り込みセーフ、もこなせます。
しかし
ポートランドでは、そうはいきませんでした・・・。ここ、ヒール泣かせの街ですね。なぜなら。
レンガの街なんですよ・・・。
しかも埋められたコンクリートとレンガの隙間が割合広いので、ヒールが傷むこと限りなし、トホホ。人生のほぼ半分近くをヒールで闊歩してきただけに歩けないことはないのですが・・・愛しいブーツを思うと、細心の注意を払わなければいけないのがタマにキズです。今度来る時は、ウェッジソールのブーツを買って来ようかしら・・。どおりで友達も「You have to think about FUNCTION, not the FASHION」と注意していたはずです。
↓レンガ造りなので、まるでヨーロッパの小都市のような、ロマンチックなたたずまい。
ウィンドウ・ショッピングを楽しんでいたんですが、意外だったのが服飾品の値段です。だってTheoryやGantなどのレーベルを集めたセレクト・ショップ、ワンピースのお値段をみると、ほとんど250ドルを超えてましたよ。お上品+山の手カジュアル系の他の数店舗をのぞいても、大抵一品300ドルは下りませんでした。上質で良品なのは百も承知ですけど・・・青色吐息。NYの安売りショップを見慣れている私には、べらぼうに高いお値段で手が届かない!素敵なほっこりニットを見つけたのに、泣く泣くお店を出たことは、いうまでもありません。
では実際にポートランドの平均所得はというと。これが全米中央値の5万2029ドルを下回る4万6419ドル。そんなに大きくはないのですよ。しかし2008年の場合の貧困率は12.6%と、全米の13.2%を下回ります。私がたまたま入ったお店のお値段が高かっただけで、生活必需品などはリーズナブルなんでしょうか。センスの良さは間違いありませんけど・・・。
センスだけでなく、マナーが良いのがメイナーの皆さま。ときにゴミの掃き溜めを思わせるニューヨークと違って、美しい!!!まずもって、ストリートにタバコの吸殻、ゴミ、ガムなどまったくといって見当たりません!観光都市としての自覚なのか、人々のエチケットの高さなのか・・・。街を歩いていて、NYなら四六時中、女性からも頻繁に飛び出すFワードも聞かれません。ホントに、居心地の良い街です。
↓クリスマス・ツリーが飾られた目抜き通りも、このクリーンさ。
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