アリゾナ州トゥーソンで8日に発生した銃乱射事件には、戦慄が走りました。
皆様ご存知の通り、民主党のガブリエル・ギフォード米下院議員を標的とされ、米連邦裁判事を含め6名が死亡いたしました。犯人はまだ22歳ということも、衝撃的でしたね。
今回の事件を受けて、日本では「米下院が、『暴力によって言論を封じることはできない』として、事件を強く非難する決議を全会一致で採択した」などと大々的に報じられていたようですね。ちなみに米下院議長は発言の折に「時折涙ぐんでいた」そうですが、彼は泣き虫で知られ、深夜のトークショー・ホストのデビッド・レターマンも、よくからかってます。
↓ご覧の通り、ポロポロこぼれる涙がトレードマークのベーナー米下院議長。
しかし。
そ
れだけですまないのが、銃社会のアメリカ。ブルームバーグの報道 によると、銃乱射事件の後、499ドルの半自動式小銃であるグロックはアリゾナ州の都市フェニックスやメサで、急増したといいます。1月10日時点での1日の販売数は、前年比で64%増の263台ですって!!
販売数の激増は、アリゾナ州内だけではありません。FBIの調査によると、オハイオ州では65%増の395台、イリノイ州では38%増の348台、ニューヨークでは33%の206台、カリフォルニア州では16%増の672台に及んだといいます。目には目を、銃には銃を、というところでしょうか・・・。
↓手のひらサイズで扱いやすいのが、グロック小銃のポイント?
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