市場調査会社の最先端を行く、ミルウォード・ブラウン・オプティマーが「世界で最も価値あるブランド100:2011年版 」を発表しました。毎年お届けする世界のブランド力(会社ではなく、あくまでブランド)を、財務状況と認知度などをベースに金額で算出した調査です。
では総合ランキングのベスト10位をご紹介しましょう!順位、会社、ブランド価値、2010年との価値比較(%)で表しております。
1位 アップル 1532億8500万ドル 84%増
2位 グーグル 1114億9800万ドル 2%減
3位 IBM 1008億4900万ドル 17%増
4位 マクドナルド 810億1600万ドル 23%増
5位 マイクロソフト 782億4300万ドル 2%増
6位 コカコーラ 737億5200万ドル 8%増
7位 AT&T 699億1600万ドル N/A
8位 マルボロ 675億2200万ドル 18%増
9位 チャイナ・モバイル 573億2600万ドル 9%増
10位 GE 503億1800万ドル 12%増
米国勢がひしめくなかで、キラリ光るチャイナ・モバイル。実はベスト10以下でも11位の中国工商銀行をはじめ24位の中国建設銀行、29位に百度(バイドゥ)、33位に中国人寿、37位に中国銀行、43位にも中国の銀行が入って50以下で何と7社もランクインしてたんですねぇ。中国のブランド力、国力とともに昇竜のごとくパワフルです。
↓実は中国工商銀行、並みいる銀行部門で首位ですね。
翻って日本はといいますと、50位圏内ではトヨタが27位、ドコモが48位に顔をのぞかせる程度。100位にまで枠を広げてもホンダが56位、ソニーが85位に入っただけで、なんとなくうら寂しさを感じるのは私だけなのでしょうか。
といっても、トヨタは自動車部門ではナンバーワン!!2010年にポールポジションを獲得したBMWは30位へ引き離され、ベンツは50位と後塵を拝しておりました。米国の高級車販売台数では東日本大震災と泣きっ面に蜂の厳しい環境下トヨタのレクサスが10年連続トップの座をBMWに明け渡してますが、ブランド力では優位を保ってますねぇ~。
今年の目玉は中国勢だけでなく、やはり飛ぶ鳥を落とす勢いのFacebook。初のランクインは35位でしたが、前年比で246%増とは、まさに驚異的な躍進です。前年比での増加率ではぶっちぎりの首位でした。2位のバイドゥ141%増にも、100%p以上の差をつける余裕っぷり。オバマ米大統領をフェースブックのタウンホールに登場させ、またマーク・ザッカーバーグCEOがサタデーナイトライブに出演 するはずです。特に映画ソーシャル・ネットワークで一躍その名をとどろかせたフェースブック、今年はどんなイノベーションを生んでくれるのでしょうか。楽しみです。
↓最近登録したらしい昔なじみの飲み友達から、今でもたまに「フレンド・リクエスト」を受けます。
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