引っ越しで荷物を詰める箱そのものから、トラックの手配までありとあらゆる場面でお手伝いいただいたアメリカ人の方のご厚意に感謝を表すため、お財布を買いに出かけたのです。
たまたま以前にウィンドーショッピングしていたときに彼自身がデザインにほれ込んだことから、Tumiのお店をチョイス。お友達が熱視線を注いでいた財布も難なく発見したので、すぐにお会計です。プレゼント用として漆黒の箱に赤いリボンをほどこした段階で、女性店員さんがふと口を開いていわく
↓こちらをゲット!細身のデザインでジーンズのポケットにも余裕で収まります。
「Is it for your Japanese boyfriend??」
彼氏へのプレゼントという勘違いをしていただいたのは光栄ですが、なぜ枕詞に日本人がつくのだろうかと不思議に思って質問したところ、私を日本人と認識しただけでなく、こう答えたんです。
「Japanese men tend to choose long wallets」
言われてみると、「上海のお金持ちに聞いた、普通の人がお金持ちになる方法 」にもある通り、アジア人男性なら可能性はあるような気がしますけど・・・。米欧の男性陣で長財布を持っていらっしゃる方は少ない。男性装身具系サイトのTumblr でも、
「can’t imagine an Aussie guy carrying a man bag like Japanese men do. They are more popular than wallets here. … I often see Japanese guys with rather long wallets that have chains or ropes hanging from them too.」
なんて投稿をみかけたことがあります。
さらに。
ロバート・ダウニー・Jrが主演するコメディ映画「Due Date 」を観賞していたところ、同じくコメデイ映画「The Hangover 」で一躍時の人となったザック・ガリフィナーキスに対するジュリエット・ルイスが演じるマリファナ栽培家の主婦の発言に驚いてしまったんです。だってくるくるカーリーヘアのザックに対し
「You did not perm your hair!!!」とおそれおののいたんんですよ。
↓天然パーマが多いので、かける必要がないんでしょう。
一緒に観賞していたアメリカ人にも確認しましたけど、少なくともアメリカでは、男性のパーマは市民権を得ていないんです。日本は今寝ぐせパーマなるものが流行中かとお見受けいたしますが、こちらでパーマをかけていると明かした暁には、それはもうボロボロにこきおろされます。ご注意遊ばせ。
ところ変われば品変わる。2011年になりネットで世界がさらに近付いても、日米の日常にはさりげなくこんな違いがあるんですよ。
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