見事な渇です、単純な私は惚れちゃいそう・・・。
誰かと申しますと、スターバックスのシュルツCEOです。ちょうど日本語の記事をCNNジャパンサイトで見つけましたので、以下の記事(抜粋)をご覧下さい。
--スタバCEOの政治献金拒否、企業トップ100人が賛同 --
党派間の対立が続く米国政治の現状に業を煮やして政治献金拒否を宣言した米コーヒーチェーン大手スターバックスのハワード・シュルツCEOの呼び掛けに、100社以上の企業経営者が賛同を表明した。
シュルツ氏は先週、米政界の現状について「国民の生活よりも党の事情とイデオロギーの方が優先された」と批判し、党派対立による行き詰まりが解消されるまで政治献金はしないと宣言。ほかの企業経営者にも同調を呼び掛けた。
この呼び掛けにインターネット企業のAOL、通信事業者のフロンティア・コミュニケーションズ、カーシェアリング大手のジップカー、小売りチェーンのホールフーズ、財務ソフト大手インテュイットといった各社のCEOが賛同、献金拒否運動に参加を表明した。
シュルツ氏は政治資金を突くことによって痛手を与え、政治家を動かしたい考え。CEOだけでなく米国民にも参加を促し、「これはまだ始まりにすぎない。献金拒否に対する支持は大きなうねりになるだろう」と予想している。
↓スタバのロゴ変更はいただけませんが、これは良いアイデア!
不必要な茶番で、アメリカ人の虎の子とも言える株価を4月の高値から20%以上も下落させ、資産効果を吹き飛ばした罪は重い。分かりますよ、お互い大統領選を控えて泥仕合を繰り広げる気持ち。しかも、政治の停滞は国民をうんざりさせるため、最低の幕引きでも、とりあえずの安堵感をもたらす効果も期待したんじゃないですか。
バーナンキFRB議長も、世間が注目したジャクソン・ホールの講演で米議会を声高に批判したんです。講演後の
WSJ紙のFRB番オットコマエ記者、ジョン・ヒルゼンラス氏は
「The Fed chairman, who was appointed by a Republican and reappointed by a Democrat, aimed his sharpest remarks at U.S. lawmakers and the White House, scolding them for a divisive debate about raising the federal debt limit earlier this month that, he said, ”disrupted financial markets and probably the economy as well.”」
→共和党の大統領に指名され、民主党の大統領に再選されたFRBの議長は、債務上限引き上げ協議で対立した米議員とホワイトハウスに鋭く狙いを定め、「金融市場、そして、おそらく経済事態も混乱におとしめた」と叱りつけた。
NYタイムズ紙もバーナンキのこの言葉をフィーチャー。
「 but he warned that the government had emerged as perhaps the greatest threat to recovery.・・”The country would be well served by a better process for making fiscal decisions” he said」
→しかし彼は「財政政策の決断プロセスがアメリカに十分報いただろう」と語り、政府が景気回復の脅威として浮かび上がっただろうと警告している。
↓米金融機関大手の名物エコノミストも、ジョンを「such a handsome man」と評価。
バーナンキの叱責に、アメリカ人の多くは金融政策の舵取りもできないくせに、と失笑するかもしれませんが・・・。バーナンキさん率いるFOMCで無駄な時間を弄し、政策的な空洞を作り出してはいないと思いますよ。
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