NYへ舞い戻ってすぐの週末。家のお買い物でホームデポやらベッド・バスなどへ出掛けるため、我が家があるロングアイランド・シティから7番線に乗り、ひとまずお腹を満たすため、グランドセントラルで下車したんです。
地上に上がると、NYは真っ赤に染められていました。なぜなら・・。その日はサンタ・コンだったんですねぇ~。サンタ・コンはニューヨーク市の「Toys for Tots」(恵まれない子供たちにクリスマスのオモチャをプレゼント)や「Food Bank」(生活困窮者などに食品を配給)といった慈善団体が主催したイベント。宗教、政治、ビジネスなどなど、面倒なことは一切関係ないので、誰でも参加ウェルカムなんですよね。今となっては、クリスマス関連の衣装に身を包んだ人々がマンハッタンだけでなく全米をジャックする、ホリデー・シーズン恒例の一大イベントへ発展を遂げております。
↓42丁目とマディソン真っ赤な渦潮に巻き込まれちゃいました。
NY版サンタ・コンのサイトによると、当日は5000人の人々が参加したんですって。ツィッターなどソーシャルネットワークを駆使し、時間に合わせて集合場所を呼びかけるため、マンハッタンに散らばる星の数ほどのサンタも一斉に移動するんですよ。その光景は、圧巻のひとことに尽きます。私がグランド・セントラルで下車したときには、ちょうどNY図書館での集合で号令がかかったらしく、これだけの人々が集結しておりました。
↓図書館のシンボルである純白の獅子によじ登っちゃった、やんちゃサンタもいました。
↓私のお気に入りは、この方たち!ベスト・コスチュームというには荘厳すぎる~。
あんまり集まりが良過ぎたためか、NY版のサンタ・コンは10日だけだったにも関わらず、今週末の実施も検討中なんだとか。NYは10日でしたが、クリスマスというゴールへ向けたリレーのごとく、全米あるいは世界の都市にサンタ・コンがバトンタッチされるんです。たとえば米国ではフロリダ州マイアミやらジョージア州アトランタ、世界の都市ではオーストラリアのシドニー、フランスのパリ、ドイツのミュンヘン、はてには中国の上海でも開催予定です。仕上げは、米国コロラド州デンバーで、クリスマス・イブにガチンコですよ。
いやー東京から帰ってすぐにこのお祭り騒ぎ、なんだかNYが私の帰国を歓迎しているかのような錯覚にとらわれちゃいましたよ。ははは・・・と思ったら、ハイチ系の連れから「You look like one of them!」とからかわれ、写真をパチリ撮られちゃいました。こうしてみると、確かに私もサンタの一人に見えるから、不思議です(笑)。
↓全然意識していなかったのに、見事にブレンドしてるかも・・(汗)。
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