クリスマス・ディナーといえば、ニューヨーカーの定番は・・・チャイニーズ!!と断言したくなるほど。キリストの誕生日ですから、フレンチやイタリアンなどクリスチャンのレストランが空いてるはずはありません。韓国料理やタイ料理などもお店を空けている場合が多いんですけど、チャイニーズなら間違いないんですよ。
イブの夜は、アジア系アメリカンのご招待でCongee Villageでお食事です。ロウアーイーストサイドへ出掛けて、ビックリ・・クリスマスで人気のない安酒場の集合体であるロウアーイーストサイドに、忽然と黒山の人だかりが現れたんですもの。もちろん、店からあふれ出た人の群れの前に、レストランがございました。
↓普段もこんな人だかりなのかしら・・・店内はすし詰め状態でさらにたまげちゃいましたよ。
時間厳守といわれて急いでお店に到着したものの、店内にそれらしき姿はみられず・・。電話してみて、またまたビックリ。Congee Villageはマンハッタンに2店舗あって、友人方はそちらで私達を待っていたんです。なんてこと・・・私達が出掛けたロウアーイーストサイドはアレン・ストリートに立っており、約束を取り付けたときにも確かに「アレンでね」という言葉を聞いたんですけど・・・踵を返し、北上を開始します。
ソーホーの裏手にあるもう一軒のCongee Boweryは、ロウアーイーストサイドほどごった返してはおらず。とはいえ、お店は満席で盛況そのものです。通常はアジア人が圧倒的なところ、今夜は白人の家族連れが多くみかけられ、クリスマスの定番ぶりをみせつけておりました。
↓お誕生日のディナーも兼ねていたらしい、家族連れもいらっしゃいました。
チャイニーズ・アメリカ人のお友達に完全にお任せして出てきた品々は蟹のスープに、蟹の蒸し煮、ジャンボ・シュリンプ揚げ+マヨネーズ和え、ほうれん草のガーリック、そしてマテ貝と黒豆ソース和え炒めなどなど・・・。中華そのものメニューは期待していなかった分、あーこんなもんね、というお味。むしろ10人で囲んだ円卓が狭すぎて、食べるのに集中できない・・・しかもウェイトレスやウェイターが手際よく使用済みのお皿やカップを取り下げてくれるのはありがたいのですが、ガシャンドシャンと、それはそれは激しくて、会話の邪魔になること限りなし・・・。お安いことは重々承知してますよ。ただクリスマス・イブの晩餐を食するのに、もう少し安らぎが欲しかった・・・。
↓蟹の蒸し煮は見た目ゴージャス、味はやや淡白・・。
↓この夜のヒットは、マテ貝!!!黒豆ソースのテクを磨いて私も作ろうかな・・。
ま、総勢10人出掛けて個人的には一人当たりチップ込みで32ドルでしたし、文句は言っちゃいけないですかね。知り合いのコネでお安くしていただいたとはいえ、お腹十二分に食べてこの値段は、さすがチャイニーズです。
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