3連休は、休暇を利用して家人の10年来の親友が住むフロリダ州フォート・ローダーデールへお出かけしました。フォート・ローダーデールは日本の皆様にはあまりおなじみではないかもしれませんが、アメリカのベネチアとの誉れの高い風光明媚な街。同じフロリダ州でもマイアミとはひとランク違う、高級リゾートなんです。もちろんホテルはマイアミのサウス・ビーチとひけをとらず、リッツ・カールトンからWホテル、ヒルトンからシェラトンなどなど、あらゆるホテルがビーチにひしめきます。
↓クルーザーが優雅にマリーナに停泊。悠然とした風景です。
3連休間際ギリギリに予約したため、NBAのキングと呼ばれるレブロン・ジェームスがマイアミ・ヒートへの移籍をお祝いしたフォート・ローダーデール行きの飛行機は、聞いたこともないスピリット航空と相成りました。一末の不安を抱え航空会社のチェッキング・カウンターに到着して・・・事件はすぐに発生したのです。自動チェッキング機でボタンを操作していたところ、まずはトランクお預けに45ドルの費用を請求されて愕然。ここまでは、まだ許せるとして、デビットカードを利用したところでマシンがカードを受け付けず、画面がフリーズしたんですよ。
悲劇はさらに続きます。窓口係員を通してチェッキングしたところ、パソコン画面をにらみながら、係員がずっと操作を続けた後で、「この飛行機はオーバーブッキングされているので、ひとまずターミナルまで行ってから席を確保できるか確認して下さい」ですって。
ありえない事態に、目を丸くしたのもつかの間、家人がさすがに係員に明確な説明を求めるも、「私が予約を受け付けたわけではないので、分かりません」と、頭を振るだけですよ。ただやみくもにターミナルまで移動を求められ、座席を確保できるかと質問しても「私を信じて、大丈夫」と意味不明な言葉を呪文のように唱えるだけ。3歳から飛行機に乗り続けて、何十年、こんなコントみたいな憂き目に遭うとは予想だにしておりませんでした・・・。
仕方なくターミナルへ赴き、窓口係員にあらためてシート待ちである旨を伝えると、今度は「今のところ2名のチェックイン待ちですが」とわけワカメな回答が飛び出す始末です。家人がさすがに交渉を粘ると、「ではどうぞ」とようやくシート番号がついたチケットを手渡されましたよ。国内便でこんな面倒が掛かるなんて・・・しかも飛行機の席に身を沈めた瞬間、後ろからガツンと衝撃が走り振り向いたところ、3歳くらいと思しき子供とあろうことか父親が大騒ぎしているではありませんか!フォート・ローダーデールへ向かう3時間、軽い頭痛に悩まされました・・。
↓搭乗係員、ガムを噛んで応対する男性もいたりでもてなしスピリットはまるでなし!
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