3月11日、東日本大震災から1年。被災者の方々にはあらためて心よりお見舞い申し上げるとともに、復興の礎を築くことに尽力した皆様に深く敬意を表します。
日本の皆さまだけではなく、アメリカ人の心にも深く刻み込まれた大震災。ちょうど1年を迎える3月11日、アイビーリーグに属する名門コーネル大学では震災についての2日間にわたるカンファレンスが開催されます。「3.11.12 Japan’s Earthquake and Tsunami One Year Later」と題し、7メートルもの魔の手で壊滅に追い込んだ大津波からメルトダウン、震災後の姿、そして歴史的背景につき熱く議論を闘わせる予定です。
↓コーネル大学は、学術的に大震災を検証していきます。
カリフォルニア州では、「走ろう、日本のために(Run for Japan)」というランニングで義援金を募る団体のアメリカ版が、イベントを開催します。走ることで日本をサポートする団体とはいえ、今回は3.5kmの「Fun Walk」と、8kmの「Fun Run」と参加しやすいチョイスを選べるようになっており、走るのが苦手な方でも参加できるように配慮されているんですよ!そのせいか、すでに3月7日の時点では、「Fun Walk」の受付は締め切られておりました。大津波が飲み込んだ余波が太平洋をわたり、今でも沿岸にたどりついているだけあって、カリフォルニア州民の方々への日本への思いは、全米でも格別だと想像できます。
ニューヨークで開催される震災関連イベント情報サイトのNew York Cares Japanのカレンダーにも、数々の予定が並びます。3月7日から11日まで、「Dine Out for Japan」と銘打ち、日本食レストランで大々的な募金キャンペーンがあらためて始動。10日にはアッパーウェスト・サイドの教会で震災を振り返り、11日にはブルックリンで式典を開催するなど、文字通りNY市内各地で震災1周年を迎えるのです。
遠く離れていても、祈る心は日本に向けられています。私たちは、3月11日を忘れません。
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始めまして。少し前から読ませていただいています。「かんべいの不規則発言」さんこと吉崎達彦さんのブログから来ました。素晴らしい記事をありがとうございます。感動でジーンと来ています。後ほど読者登録もさせていただきたいと思っています。もしよろしければ私のブログでこの記事の紹介とリンクを貼らせていただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。