そばにいると真の価値を見過ごしてまい、失った後にその存在感の大きさに気づくもの。私も、その例に漏れませんでした。32丁目に住んでいたとき、目の前にあった佇まいに心のオアシスを見出していたものの、結局6年もの間に扉を開けることはなかったんです・・・何の話かと申しますと、Hangawi。ベジタリアン向け韓国料理のお店です。
↓重厚感漂う扉が、都会の喧騒を切り離しオアシスへ誘ってくれます。
完全ベジタリアンのお店には、豆腐やまいたけ、蕎麦からシーフードをふんだんに使用した品々が並びます。店内を歩くウェイター/ウェイトレスの方々が韓国伝統風な装いを身にまとう一方で、どちらかといいますとアジアン・フュージョンを思わせる料理が多い気が。韓国系アメリカ人も、「American foods」と評価してましたっけ。とはいえ、キレイに切り分けられたチジミをはじめ、焼餃子にたっぷり詰まった野菜は胃袋にしっかりたまって、日本人の私に十分のボリュームです。
↓私のお気に入りは、焼餃子。上品ながら具沢山でしたよ。
↓巻のコレクションには、シーフードがしっかり鎮座。
個人的には、これにハマりました。何かといいますと、まっこりです!!今までなぜか韓国街=Ktownで味わいに酔いしれるまっこりに出会えなかったので、ここはヒットでした。いわゆるどぶろく、あるいはにごり酒にあたるまっこり、同席していたお友達も、微炭酸の風味が乳酸菌飲料のヤクルトを思わると言いながら、どしどしお酌しておりました。
↓乳白色のまっこり、スパイシーなお食事を引き立て食欲を掻き立てます!
時間のせいかどちらかといいますと白人客の方々多かった気がしますが、これはお値段のせいだったかも。お豆腐メニューが18-20ドル、マッシュルームなどきのこ料理が18-25ドル、おおよそ18-25ドルのレンジなので、Ktownの割安料理を知っていると、割高に感じられるのでしょう。とはいえ、このしっとり心安らぐムードと気の利いたサービス、そしてまっこりの味わいを考えれば、お値段にも納得です。
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