日本からいらしたお客様をリクエストにお応えして映画「プラダを着た悪魔」に登場したロケーションをたどりながら、NY案内したある週末。主人公アンディがカメラマンの金髪色男と初の逢瀬と相成った高級ホテルのセント・リージスをはじめ、ランチを買いに訪れた名門レストランのスミス・アンド・ウォレンスキーなどなど、ミッドタウンを中心にご案内し、散々歩き回った後で、お腹が空いたのでブランチと相成りました。
最初は、タイム・ワーナーのお気に入りレストランA Voceでトリュフ入りのオムレツでも、と思案したものの、あいにく午後3時半に訪れた時間は遅すぎて、ディナー準備のため入店できず。遅めの時間なので、常に混雑しているBouchon Bakeryでも大丈夫だろうとタカをくくっていたら、今度は待ち時間は20分と申し伝えられ、すげなく退散です。タイム・ワーナーからの景色を心行くまで堪能しながら、王様風ブランチとシャレこみたかったのに・・私の目論みは、見事に砕かれてしまいました。
とはいえ、空腹のお客様の期待値を上げて、変なお店にお連れすることはできません!気を取り直して向かった先は、MAD。Museum for Art and Designです。入口からミレニアムなアート満載で不思議そうな表情を浮かべるお客様にはあえて何も申し上げず、エレベーターに乗り込んで9階のボタンを押します。
9階にたどりついてエレベーターの扉が開くと、ポップとモダンなレストランRobert が目の前に忽然と現れるんです。しかも視線の先にはコロンバス・サークルやタイム・ワーナーを左手に、右手にはセントラル・パークという絶景が横たわるのですよ。NYのランドマークを両側に挟んでブランチだなんて、ここでしかできません。右手に悠然とたたずむセントラル・パークは、まるで新緑の絨毯のよう。都会のど真ん中でも心身ともに寛がせてくれます。
↓写真だとタイムーワーナーを含めませんでしたが・・ビル群とセントラル・パークの対比がNY風。
こちらのブランチも3時までだったのですけれど、幸いブランチ後はスモール・プレート+コーヒー+デザート+カクテル・タイムを用意してございました。さすが大人のワンダーランド、NY。休む間もなく、エンターテイメントしてくれます。
スモール・プレートととはいえ、チーズをはじめサラダ、サンドウィッチ、タルトなどなどが並んでますから、男性でも小腹を満たす一品が見つかりますよ。お一人は、ツナをふんだんにあしらい、イクラのアクセントがキュートなピッツァを選択。小ぶりにみえて、しっかりボリューミィなのは、うれしいです。
↓チーズたっぷり、こってりソースのピッツァとは一味違ってヘルシー。
私はといえば、ストリートを縦横無尽に駆け巡ったおかげで身体が糖分を求めていたので、パンナコッタ♪得れガントな帽子を被ったプリンセスのようなパンナコッタにうっとりしつつ、口に運んでトレビアーン・・・・といいたいところでしたが、ちょっと砂糖が不足気味でしたね。もう少~しこってり感があっても、よかったかなぁ~。
↓食べるのがもったいないくらいな、艶姿に惚れ惚れしたものの・・私にはお上品過ぎました。
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