米3月小売売上高は市場予想を超える伸びとなり、アメリカ人は初夏の陽気にいざなわれて財布の紐を緩めたことが分かりました。
小売売上高で驚くなかれ。
ニューヨークでの家族に今年高校を卒業するお嬢さんがいるので、気になったのがこれ。卒業式パーティー=プロムの準備費用です。おかげさまで、ビザが調査してくれておりました。今年のビザの調査によると、つま先から頭のてっ辺、果てにはヘアスタイリング、メークアップ、リムジンなどなどを含め、高校生のプロム向け予算は前年比33%増の1078ドル(8万6994円)。全米ガソリン価格は3月に2008年7月以来の4ドル乗せを試すほど上振れしながらも、わが子の晴れ姿のためアメリカ人は太っ腹ですね~。
↓人生一度の晴れ舞台!特に女の子をもつご家族の出費は、大変なものでしょう。
ガソリン高がアメリカ人の財布を直撃した一方で、労働市場の改善という援軍を得ただけでなく、忘れてならないのが暖冬。冬将軍が猛威を振るわなかった恩恵で暖房料金すなわちガス料金や電気料金を抑えることができたたので、出費の余地を確保したのかもしれません。今年のプロム予算を地域別でみると、北東部の世帯が1944ドルと突出して高いんですよね。2番目が南部で1047ドル、3番目が西部で744ドル、最後に中西部で696ドルでした。北東部だと自動車を利用しないことで、ダブルでお得だったかもしれませんね。
では年収で分けた世帯別の内訳をみてみましょう。こちらも、ヘッドラインを上回るサプライズを提供してくれてました。平均の予算が1078ドル(8万6994円)でしたよね。ところが年収内訳で切り取ると、トップの予算額は・・・2635ドル(21万3435円)!!3倍近くに膨らみます。では、どの年収ゾーンの世帯だと思われますか?
A)2万ドル-2万9999ドル
B)4万ドル-4万9999ドル
C)7万5000ドル以上
回答は・・・・・・・・・・・・・・・
何と!!
A)なんですよ!!!ちなみに米国勢局によると、アメリカ世帯の年収(中央値、2006年-2010年ベース)が5万1914ドルです。
年収別の予算はといいますと、以下になります。
・2万ドル以下の世帯→1,200ドル
・2万ドルから2万9999ドルの世帯→2,635ドル
・3万ドルから3万9,999ドルの世帯→801ドル
・4万ドルから4万9,999ドルの世帯→695ドル
・5万ドル以上の世帯→988ドル
・7万5000ドルの世帯→842ドル
これまでアメリカ人世帯はデレバレッジ化を進めていたかと思いますが、気温の上昇とともに支出が増えて、元の木阿弥にならないことを祈るばかりです。しかし、やはりお金持ちはお金の使い方をよぉ~く理解してますよね。だからこそお金が溜まるという、至極当たり前の結論に至るのでありました。
↓本物のお金持ちなら、絶対ムダ金なんて使うわけがないんです!!
ちなみに、我が家のお嬢さん向けの予算は500ドルそこそこでした。髪は叔母が、ドレスはセールで調達して、アメリカ人の予算の平均をグッと抑えることに成功しそうだとのことです。
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