ジャパニーズ・アメリカン・パブ「ずっと(Zutto)」でたらふく居酒屋メニューをいただいた後は、夜のトライベッカへ足を踏み出します
最初にのぞいたBARは「マカオ(Macao)」。その名の通り、コロニアルな匂いが醸し出す店内は猥雑にして淫靡。キセルから吐き出されたタバコの煙が細くたなびき、まるで薄絹で覆われたるかのよう・・・なーんてレストランやBARなど屋内でタバコを吸えないNYでは言い過ぎでした(笑)。でも、エキゾチックな妖しさに満ち満ちていて、音楽より喧騒がBGMになってしまうこのお店は、消化しきれないエネルギーを持て余した粋な遊び人にあふれています。
↓看板からして、イイ感じに裏びれてます。
↓店内はぬーっとうなぎの寝床のようで、奥へ奥へと吸い込まれてしまいそうになる。
とはいえ、約10人もの大人数で攻めるにはあまりにハイパー・テンションで私達はあえなく退散。そこから右側に「トライベッカ・グランド(Tribeca Grand)」をのぞみながら、やっぱりここにフラッとたどりついてしまいました。「ビーフラット(BFlat)」です。イーストビレッジにある名店「エンジェルズ・シェア(Angel’s Share)」から独立したバーテンさんが始めたJazz Barですね。
↓日本の正統派BARの真髄をみせつけてくれます。
珠玉のカクテル・コレクションは、いつみても垂涎もの・・・。テキーラを使ったマルガリータ風のショートグラスのカクテルに沖縄の塩がまぶされ、紫蘇を生かしたロング・カクテルはノド越し爽快で、素晴らしい職人技を披露しております。緑茶や山葵を取り込んだウォッカベースのカクテルは冒険が過ぎていましたけど、彼らの心意気にはほとほと感服です。
↓大人の夜は、甘いだけでは物足りない。
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