生活必需品関連の小売大手ベッドバスビヨンドで、いまさらながら浄水器を買いに出掛けた日曜の午後。帰りに通りかかった18丁目で、ストリート・フェスティバルが開かれておりました。カメラ店が多いだけに、デジタル一眼レフカメラ関連からTV、ゲームなど、各企業が電気機器をブースを建てて展示しておりました。
↓ソニーはカメラとTVで勝負!カメラの方が集客力あり。
↓パナソニックは、TVで通行人のハートをキャッチ!!ただしメガネが必要な3D対応TVしかなかったので、個人的には関心をもてませんでした。だってメガネ必要なしの3D対応TV、まもなく登場するでしょう?
↓やっぱり一番人気はカメラの王様ニコン。NYでは「ナイコン」と呼ばれております。
特にカメラになると最新の技術を手にとって確かめられるので、ファンにとってはたまらない展示会。カメラ小僧の家人も、カメラの重みとシャッター・チャンスの関係について係員と熱いトークを闘わせいましたっけ。いやーやっぱりカメラ市場では、日本勢の圧倒的な強さがうかがえます。
↓ストリート・フェスでは大道芸人からゲーム、ミニ動物園もあって子供も大満足!
5thアベニューへ抜ける道すがら、4月に進出してきたばかりの大戸屋さんがある辺りで、1920年代からタイムスリップしてきたような老紳士を発見。長年触れ続けてきた指のあとが残る中折れ帽をやや斜めにかぶり、通行人の一人ひとりを目蓋というシャッターで切っているかのごとく、射るような視線をそそいでいるでありませんか。その手には、ひと目で年代物とわかるカメラが抱えられております。
興味をもって話しかけてみると、彼はもう50年以上も写真家として活動するベテラン中のベテランでした。しかもカメラも、写真家の彼自身の履歴書を物語る50年物なんですと!立派に現役なのかと尋ねたら、「試してみるかい?」と不敵な笑みで迫ってくるではありませんか。私はもう少しで、「お願いします」と言いそうになってしまいましたけど、家人にがさえぎるように「Let me know when you upload your pictures on your web(webサイトでアップしたら教えて下さいね)」と老紳士に言い残し、私の手を引っ張ったんですよね。何かとおもったら、お金を取るための手口なんですって!家人は「He was hustling you(カモにしようとしてたんだよ)」ですって。さすがNY、抜け目がない・・・商売根性というか、プロ根性には恐れ入ります。
↓どんな写真が出来上がるのか、見てみたい気も・・・。
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