Euro 2012
Faltaba la fresa en la torta, y llegó El Niño!!
ははは、ご想像通り欧州選手権(UEFA)決勝戦でスペインがイタリアを下した直後の、フェイスブックのステータス更新です。上はヨーロッパに里帰り中のブルガリア人、下は神戸在住のペルー人による喜びのコメントです。ペルー人、かつての宗主国を応援ですから応援する気持ちは理解できますけど、ブルガリア人がスペインを選んだのは、ちょっと不思議。ブルガリアは第2次世界大戦で日本、ドイツ、そしてイタリアを軸とした枢軸国側だったのですけど。2012年UEFAでイタリアに叩きのめされたわけでもないですし。地理的にはマケドニアとアルバニアを超え、イオニア海を挟んでイタリアの長くつが伸びているんで、イタリアの方がご近所さんなんですが。
ちなみにナイジェリア人やセネガル人などアフリカ勢は、ガーナ系移民のマリオ・バロテッリがストライカーとして君臨するせいか、イタリアを応援してましたっけ。ガーナを初めナイジェリアはイギリスの植民地、セネガルといえばフランスの植民地でしたが、同胞意識の勝利だったのでしょうかね。
イタリアVSとスペインと、欧州ソブリン危機の渦中にあるカード。日本では日曜の夜、翌日の仕事も顧みずTVに釘付けになった皆さんも多かったでしょう。幸いNYでは、午後2時30分からだったので、の~んびり観戦できました。
↓マーレイ・ヒル(30丁目周辺と3ave付近)にあるBARでは、こんな看板が。
スポーツBARを揺るがすほどではありませんでしたが、ストリートにはスペインの朱赤とイタリアのスカイブルーが舞っておりましたよ。この界隈で一番の規模を誇る「トニック(Tonic)」では、スペインチームのサポーターが2大会連続の勝利の美酒に酔いつつ、ストリートを勢いよく闊歩してました。ワールドカップの王座を含めれば、3大会制覇の快挙ですしね~。
↓イタリアのスカイ・ブルーを前に、胸を張って居丈高~。
↓国旗を背に、ご自慢の優勝ポーズ。
店内のスカイブルーが物悲しくも、反省会で手を出すのはやっぱりビール。絶叫して渇いたノドに、さぞかし心地よかったことでしょう。さて次回では、ドイツが欧州ソブリン危機を救う盟主としていろんな意味で面目を取り戻すか、注目ですね~。
↓UEFA決勝戦後は、やけ酒大会の幕が開いたと思われ。
Comments
Breastaurant is Booming!裏には、働く女性の心境に変化? Next Post:
NYFRA、奨学金授与の舞台はNY最古のパブで