Wedding Vow, in Your Own Way…
本番の結婚式はといいますと。残念ながら雨模様で・・・式直前に大雨に見舞われてしまって、マンハッタンのパノラマを背景とした結婚式とは、いきませんでした。とはいえ、「雨降って地固まる」という言葉通りの展開を迎えましたよ。あとでカラリと晴れ上がりましたから。
結婚式は誓いの言葉がオリジナルでスゥィートだったんです。大抵は聖書の言葉の引用だったりするわけですが、今回の新郎は茶目っ気たっぷりなアメリカ人なだけに、拡大写真を駆使して彼女への想いと語ったんですよ~。キメ台詞でのパフォーマンスなんて、会場を大爆笑の渦に巻き込んでました。だって「最良の友と結婚するなら、ここにいる彼らの一人ともも結婚できたけど、やっぱりキミじゃなきゃダメなんだ」といって、花嫁姿の女性に友人である男性介添え人の顔をはめこんだ写真をかざしたんですもの!!新郎の誓いの言葉に対し、花嫁もまた返しがお上手~。「どおりで結婚式直前にKinko’sに出掛けてばっかりで帰ってこないと思った」って突っ込んでいい夫婦っぷりをみせつけてくれました。
結婚式のあとは、ウェディングの式と同じく管弦楽器トリオの調べに乗って軽食タイム~。結婚式と会場が同じであるため、待ち時間にビュッフェ形式の食事と飲み物が振る舞われました。晴れ渡った空とハドソン川の向こうにマンハッタンをのぞみつつ、キリッと冷えた辛口ワインがおいしい!
思い思いに談笑しながら、ワタクシもワイン片手に友との再会を楽しみます。
結婚式の余興は筆頭の介添え人のスピーチをさはさむ程度で、日本の披露宴でありがちな両親への花束贈呈から上司の一言もなし。相当お金がかかっている割に、実にシンプルです。基本的にアメリカの労働市場は入れ替わり立ち替わりが早く柔軟性に富んでいるので、会社のくくりでどうこうっていうのはないんでしょう。
労働統計局(BLS)によると、ベビーブーマー世代(1957年~1964年)に生まれた成人は18歳から46歳の間に平均11の職歴をもつといいます。終身雇用という神話を背負って生まれた日本のベビーブーマー世代だと、考えれないかもしれませんね。
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