Camera, Light, Action For Christmas!
ブラックフライデー明けの土曜は、1985年にG7がドル安・円高で合意した歴史的な舞台であるプラザ・ホテルにお出掛け。いや、取材ですとか仕事ではなく、完全プライベートでホテル内にあるウォーレン・トリコミで4ヵ月ぶりに髪を手入れしたんです。軽くなった髪を揺らし、そのまま5thアベニューをお散歩~♪ブラックフライデー明け、クリスマス商戦が本格化するこの時期、5thアベニューは各旗艦店が消費者の気持ちを盛り上げようと、腕まくりでライトアップするんですよね。
セントラルパーク南東部の59丁目、5thアベニューを彩る雪の結晶が目印。
59丁目を下ってすぐに左側にお目見えするのが、ご存知ティファニー。ウィンドウにはエメラルド・グリーンがかった定番のブルーの扉が、白銀のミニチュア世界を引き立てます。本店の正面入口には巨大なリースがあなたをお出迎えしてくれますよ。
宝石といえば、永遠の女性の憧れハリー・ウィンストン。ツリーの緑に、ターコイズ・ブルーを合わせ壮麗なコーディネート。
冬のイメージからブルー・トーンが多いなかで、圧巻はバーバリー。こちらは5thアベニュー手前、59丁目沿いでご覧になれます。
ガール御用達ブランドのジューシー・クチュールともなれば、女子色全開でもちろんピンクでキメます。ゴールドやシルバーを掛け合わせれば、問答無用のゴージャスが完成。
ホテルも負けていられません。ペニンシュラ・ホテルでは、ブルーやピンク、ゴールドやシルバーなんて彩りだけでは済ませませんよ~。クリスマスの象徴、赤鼻のトナカイとサンタ・クロースが乗り回すそりのオブジェで来賓の目を楽しませます。
5thアベニューといえば高級百貨店サックス。ショーウィンドーはもちろんクリスマスにちなんだデコレーションが通り過ぎる人々の足を止めます。午後に出かけるとバリケードが張り巡らされ、詰め掛ける人々を管理しなければいけないほど。
クリスマスの夜会を楽しむ紳士淑女が、このウィンドーのテーマでしょうか。
忘れてはいけないのがここ、カルティエ。銀座のカルティエでも同じ装飾でクリスマス魂を否が応でも掻き立てます~。
5thアベニューのランドマークと化したカルティエ。2003年6月にはNY市、敬意を表し52丁目と5thアベニューの角のストリート名称を「Place De Cartier」 に変更しました。
1917年に創業者ピエール・カルティエが鉄道王ヘンリー・B・プラント氏の息子モートン・F・プラント氏から100ドルと100万ドル相当(現在の価値で1600万ドルだとか)でお買い上げしてから、着実に根を下ろしニューヨーカーに愛されるまでにいたっているわけです。ちなみにモートン・F・ブラント氏が売却に応じた背景には、夫人の存在が。メイジー夫人が二連の真珠ネックレスに一目惚れしなければ、カルティエNY本店はこの場所に存在していなかったかもしれません。
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