Some Of The Hot Devices This Year At CES 2013.
アメリカで新年の幕開けを飾る大型イベント、国際家電ショー(CES)がラスベガスで8日からついに開幕します!!
すでにThe Vergeやengadgetなど、そうそうたるIT情報サイトが現地入りして各商品の取材を敢行。彼らが熱視線を送るのは・・・まず激戦を極めるテレビ部門でしょ。
ちなみにアメリカでのLCDテレビシェアをおさらいしておきますと・・・。
2012年1-3月期で1位は米メーカーのVizioで18.5%、サムスンは16.7%。ソニーは3位で10%。
というわけで、まずは3位のソニーからご紹介~。
4kもの超高解像度で56インチの大画面を約3mmの薄さで体現するとは、さすが日本の職人技が光りますね。世界初という日本メーカーが欲しいままにしていた栄誉を、再び手にしたかたちです。2007年12月に世界で初めて有機テレビを世に送り出した後に商品化で頓挫した後、見事なカムバックを遂げたといえるでしょう。The Vergeも「はっきりしていて、鮮明で、何より今まで見たなかで最も美しい。ピクセルが一つも目に入らないほどだ(crisp, vivid, and quite frankly, one of the most beautiful displays we’ve seen, with nary a pixel in sight)」と大絶賛しておりました。
サムスンもテレビ戦争での優位性を確保すべく、4KウルトラHDテレビで攻勢をかけます。
まるでイーゼルに掛けられたキャンパスのごとき、芸術性あふれるフォーマット。engadgetは「えっと・・こうじゃなきゃいけないんだろうか?(we guess this… had to be it?)」と疑問視してますが、「未だかつてないデザイン(unprecedented new shape)」であるのは間違いありません。大画面でもクォードプロセッサー、声と動作を認識するスマート機能ももちろん備え付けです。
絵画より印象派かもしれない、迫力のウルトラHDテレビ85インチ。
恐らく1万ドル(約87万円)は下らないであろう両社とは打って変わって、英語でいうアベレージ・ジョーいわゆる一般人の手に届く4kテレビは、こちらでしょう。
全米ナンバー1シェアを誇るVizioは、70インチ XVTをお披露目~。
価格は未発表ですが、Gizmodoは「おそらく、初めての手頃なウルトラHDになる・・はず(might be the first ultra-HD within reach. Kinda.)」とまとめてます。おたく予想では「4-5k」ですから、35万円から44万円といったところです。
忘れてならないのが、携帯電話でしょ。一部のファンを感動させたスマートフォンがこちら!
Xperia Z。洗練されたフォルム、スタイリッシュな光沢感がまぶしい。
薄さ約7.9mmとiPhone 5より0.3mm厚いとはいえ、防水・防塵対応でトイレに落っことしてもサハラ砂漠へ携帯しても問題なし!サムスンIIIの画素が800万画素のところ、1310万画素ですから、さぞかし目を奪う映像が楽しめるでしょう。フェイスブックではYoutubeの紹介ビデオをシェアし、ガジェット愛好家の方々が「OMG」と感嘆を漏らしていましたっけ(笑)。iPhone 4を持っている家人も、映像をみて「SOLD!(買うぜ!)」なんて雄叫びを上げてました。
生活と一体化させたCMは、見る者の共感を誘う作りでアップル並みに巧妙。
【追記】しかもテレビとの相互連携を可能にするという、野心的な試みもみられます。スマートフォンで撮影した映像を、そのままテレビの大画面で楽しむなんて、贅沢ですね~。
・・・まるでソニーの宣伝みたいになってしまいました。いやーでも今年はウォークマンの復活もあって、ソニーには意地をみせてほしいですねぇ。
Comments
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