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NYC東西ナイトライフ対決、軍配が上がったのは・・

by • June 2, 2013 • Nightlife, Out & AboutComments (0)3755

Birthday Parties in NYC, East VS West On Saturday Night.

週末は摂氏32度とひと足速い真夏日のなかセントラル・パークで10km走って、2件のバースデー・パーティーを梯子して参りました。

久々の夜遊び1軒目は、東側3rdアベニューは42丁目のLa Biblioteca(ラ・ビブロティカ)。私もよく利用するアジア・ラテン系フュージョンのレストランZengo(ゼンゴ)の地下にあるテキーラBARです。その名の通り、店内は図書館のように数あるテキーラ・ボトルが鎮座しているんですよね。トライベッカにあるBrandy Library(ブランデー・ライブラリー)のコンセプト、そのままです(笑)。

地下を下りていった先は、図書館と呼ぶにはあまりに隠微な暗がりが広がります。テキーラ・ボトルを照らし出す黄金色の灯りしか、相手の顔を判別する手段はなし。今宵は「Masquerade Birthday Boozefest」とテーマどおり、マスク着用が義務付けられたパーティーですから、スタンリー・キューブリックの遺作「Eyes Wide Shut(アイズ・ワイド・シャット)」のごとき秘密めいた妖しさが漂います・・。

次のパーティーを予定していたので、私と家人はマスクを持参してなかったんですよね。主催者のバースデー・ガールは、そんな私達をあしらい、仮装・メーク御用達スーパーのリッキーズで購入したらしき簡易型紙マスクを手渡してくれました。

おかげ様で、私も仮面つきでパチリ☆もちろん主催者は中央の女性。
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残念ながらビール1杯しか飲む時間はありませんでしたが、仮面を顔で隠しながらも艶かしくグラマラスに着飾った女性陣に囲まれたしっとりした夜・・。DJがダンスミュージックをフルプレイしていた割りに、踊る人々が見受けられなかったの、むべなるかな。

2軒目のパーティーは42丁目を西へ一直線にいったYotel(ヨーテル)。YO!コーポレーション設立と聞くとヒップホップっぽいですが、実はイギリス人オーナーが日本のカプセル・ホテルに着想を得て築いた次世代ラジュグアリーなホテルなんですよね。これまでのホテルの概念を覆す設計で人気を博し、4階にあるルーフトップにはJay-Zとビヨンセ夫妻、アリシア・キーズとスウィズ・ビーツ夫妻が駆けつけるなど、華々しいゴシップで話題沸騰となりました。

午前1時前に到着したら、ルーフトップの前にはすでに学校1クラス分くらいの列が・・・。年齢層は25歳以下が中心。最近つくづく思うんですけど、今までクラブ活動にいそしんでた30代はぐんと減りましたね。見かけても、ヨーロッパからの観光者が中心だったり。この夜も、そうでした。

ご近所さんに遠慮して午前1時頃をメドにルーフトップは閉鎖され、BARのみの営業に変わります。そこからが、このお店の本領発揮。先ほどのLa Bibliotecaとは打って変わって、視界に移る皆さんの頭のてっぺんからつま先まで鮮明にみえる照明の下、DJがスピンするヒップホップからハウスに合わせ人々が飲んで騒いで踊って大騒ぎでしたよ~。

90sを中心に夜遊びにいそしんだ筆者としては、こんな明るいところじゃちょっと恥ずかしい。
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正直、年齢層が格段に低くフードをかぶって店内を徘徊するゲットー・ファッションが見受けられるなど、カクテル1杯18ドル(1830円)のBARとは思えない!!!とはいえ、パーティーの狂騒は土曜のみ。大抵はルーフトップで落ち着いて飲むこともできるようですし、パーティーするならやっぱり20代の方々に羽目を外してもらわないとクレイジーな疾走感にかけますし、NYらしいハコとしてがんばってほしいところです。個人的には・・・・どっちも好きです(汗)。

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